スマートフォン版へ

【東京新聞杯展望】出世に繋がるマイル重賞、あの馬の巻き返しに期待

  • 2021年02月03日(水) 06時00分
 安田記念へと続く古馬マイル路線の関東における開幕戦。一昨年の覇者インディチャンプはその後春秋マイルGI制覇まで上り詰め、18年の勝ち馬リスグラシューも後にGIを4勝するほどにまで成長するなど、冬場のGIII戦ながら先の出世にも繋がっていく重要な一戦だ。

1.中距離血統

 昨年の覇者プリモシーンディープインパクト産駒で、2着のシャドウディーヴァハーツクライ産駒。一昨年の覇者インディチャンプステイゴールド産駒、18年の覇者リスグラシューハーツクライ産駒、17年の覇者ブラックスピネルタニノギムレット産駒、16年の覇者スマートレイアーディープインパクト産駒と、中・長距離で活躍した馬の仔が活躍する傾向にある。

2.高齢馬は苦戦しがち

 過去10年の成績を年齢別にみてみると、最も良いのは4歳馬で複勝率31.6%。以下、5歳馬の27.5%、6歳馬の15.6%、7歳馬の7.1%と続く。特に7歳以上のベテランは苦戦しており、若い馬を中心視するのが良さそう。

3.前走右回りが優勢

 東京コースは左回りだが、過去10年で前走左回りだった馬は[0-1-0-26]で複勝率3.7%しかない。86年以降でみても、前走左回りだった馬は1勝しかしていない。出走数の偏り(過去10年、前走右回りは120頭で左回りは27頭)があるとはいえ、前走右回りは平均8.2番人気で平均7.9着なのに対して、前走左回りは平均7.7番人気で平均8.8着。前走右回りの馬の方が人気以上に走っている。


 シャドウディーヴァは昨年の本レース2着など、これまで東京の重賞で2着が3回。東京にコースが替わるのは明らかにプラスだ。昨年とは違ってエリザベス女王杯からの休み明けだが、調教では良い動きを見せていて力を出せる仕上がりにありそう。ここで待望の重賞初制覇を期待したい。

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す