スマートフォン版へ

【東京新聞杯 予想】得意舞台のシャドウディーヴァに期待

  • 2021年02月07日(日) 06時05分
 安田記念と同じ舞台で行われる東京新聞杯。同じ距離で行われる京都金杯、あるいはニューイヤーSあたりを使われてきた馬と、このレースから始動して頂点を目指そうという馬の争いとなるケースが多い。

 一昨年のインディチャンプは、このレースをきっかけに最優秀短距離馬へと登りつめ、18年の勝ち馬リスグラシューは同年のヴィクトリアマイル2着。本番で結果は残せなかったものの、昨年の1・2着馬も、ともにヴィクトリアマイルへと駒を進めている。また、18年に1番人気を裏切ってしまったグレーターロンドンは、安田記念には向かわなかったものの同年の中京記念をレコード勝ち。ごまかしの利かない舞台だけに、しっかりと能力を見極めたい。

 ◎シャドウディーヴァは昨年の2着馬で、秋のアイルランドT府中牝馬Sも2着。この時勝ったサラキアはのちにエリザベス女王杯2着、有馬記念2着だから価値が高い。右回りよりも左回りを得意としている馬で、東京競馬場では10戦して1勝も2着5回3着1回。馬券の対象から外れたのは2度のGIレースを除けば、不良馬場で行われたエプソムCのみ。成長力には定評があるハーツクライ産駒だから、5歳を迎えてもまだ楽しめそうだ。

 ○ヴァンドギャルドは昨年の2番人気6着馬。マイラーズC3着を経て挑んだ安田記念は厚い壁に跳ね返された格好だったが、秋に富士Sを勝って重賞初勝利。マイルチャンピオンシップでは大外枠から勝ったグランアレグリアと遜色ない末脚を繰り出して6着まで押し上げている。3歳春頃までは気難しさに成長を妨げられていたが、それが解消されるに従い、ポテンシャルの高さを生かせるようになってきた。

 ▲トリプルエースは、一昨年の小倉2歳S2着。その後、3歳春までは世代限定のマイル重賞路線を歩み、朝日杯フューチュリティS以外は掲示板を外さない堅実な成績を残し、古馬混合の条件戦を2連勝。飛躍のきっかけになるはずだった京都金杯はスタートから流れに乗れず、前残りとなった展開も向かずに8着と敗れた。いまだ未知数な部分を多く残す馬だが、デビューから50キロ近くも体重を増やしているようにまだ奥がありそうだ。

 東京競馬場で3戦2勝2着1回の△ロードマイウェイと、まだ底を見せていない△サトノウィザードも押さえておきたいところ。前走で復活の兆しを見せた△エントシャイデンも気になるところで、最後に△トラインの名前も挙げておきたい。

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す