「
京都記念・G2」(14日、阪神)
ノドを手術して再起を図る。18年ダービーで頂点に立つも、その秋の
神戸新聞杯以降、勝ち星から遠ざかっている
ワグネリアンが、7カ月半ぶりに戦列へ復帰する。
「ダービーを勝った時もノドは鳴っていたけど、レースでは影響がありませんでした。ただ、前走の止まり方があまりにも急だったので、手術することに」と友道師は決断に至った理由を説明した。
ノドと一緒に異常が見つかった声帯も切除。「どちらかといえば声帯の方に異常がありました。声帯を切って、息遣いは良くなっていると思います」と調教段階では手術の効果が表れているようだ。
今回から鞍上に
武豊を迎える。1週前追い切りに騎乗し、「元気が良く、キャンターにおろした時などは力みがあったけど、それでも動きは良かった。さすがダービー馬です」と好感触をつかんだ。
指揮官も「冬でも毛ヅヤがいい。体調がいいんだと思います」と状態に太鼓判。あとは実戦で手術の効果が出れば…。ダービー馬にふさわしいパフォーマンスを取り戻し、復活Vを決めてみせる。
提供:デイリースポーツ