2019年の
コーフィールドC(豪G1)を制した
メールドグラース(牡6、栗東・
清水久詞厩舎)が現役を引退することがわかった。9日、所属するキャロットクラブのホームページで発表された。
メールドグラースは父
ルーラーシップ、
母グレイシアブルー、
その父サンデーサイレンスという血統。2017年9月に2歳でデビュー。勝ち上がりには6戦を要したが、4歳時に条件戦を2連勝して臨んだ
新潟大賞典(GIII)で重賞初挑戦初勝利。さらに
鳴尾記念(GIII)、
小倉記念(GIII)も勝利。続く
コーフィールドCも勝利して6連勝、異国の地でG1ウィナーとなった。
コーフィールドCから引き続き出走した
メルボルンC(豪G1)の6着後に屈腱炎が判明。復帰を目指して牧場で治療を続けていたが、患部の症状が悪化したため、現役続行は断念することとなった。通算成績は19戦8勝。
コーフィールドCを含む重賞4勝のうち、3勝が
D.レーン騎手とのコンビだった。