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【ダイヤモンドS展望】3400mの長距離戦、あの馬の巻き返しを期待

  • 2021年02月16日(火) 06時00分
 冬から春にかけての長距離重賞戦線は、ステイヤーズSダイヤモンドS阪神大賞典天皇賞(春)という流れ。ダイヤモンドSはその中で唯一のGIII戦で、なおかつハンデ戦ということで特殊な位置にある。

1.スローからの上がり勝負

 強風も影響した昨年や道悪だった16年は上がりが掛かったが、例年、長距離戦にしては上がりが要求される傾向にある。過去10回中9回で上がり3ハロンタイム2位以内の馬が勝利していて、4回で勝ち馬は上がり3ハロン34秒台以下をマークした。

2.間隔が空いている馬は割引

 過去10年、中9週以上での出走となった馬は[1-4-1-38]で複勝率13.6%。複勝回収率は33%しかない。仕上げの難しい冬期で、かつ長距離戦であるから、間隔が空いている馬には相応の割引が必要になる。

3.大型馬は苦戦気味

 過去10年で440〜499kgの馬が9勝。全体では[9-8-5-66]で複勝率は25.0%だ。対して、500kg以上の馬は[1-1-5-47]で複勝率13.0%。3着にはしばしば食い込んできているが、勝ち切れない場合が多い。

 抽選対象だが、サンアップルトンに期待したい。前走のAJCCは不良馬場の影響が大きく、10着という結果は度外視できるだろう。昨年のアルゼンチン共和国杯・3着など東京では崩れずに走っていて、今回のコース替わりはプラス。距離が未知数ではあるが、2・3勝クラスを2600mと2500mで勝ち上がっているからこなす素地はあると見る。

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