20日に東京競馬場で行われる
ダイヤモンドステークス(4歳上・GIII・芝3400m)について血統・種牡馬別に検証していく。
過去10年で最多となる7回の馬券絡みが
ハーツクライ。5回で
ディープインパクトが続き、3回が
キングカメハメハとなっている。
ハーツクライ産駒は「4-2-1-7」。14年1着、15年1着、16年2着、18年1着と
フェイムゲームがリピーターとして3勝、2着1回の活躍を見せるほか、13年
アドマイヤラクティも勝ち馬として名を連ねている。なお、12〜18年までは7年連続で産駒が3着以内に好走していた。今年は
タイセイトレイルと
ポンデザールの2頭が出走予定。
オルフェーヴル産駒は「0-0-1-1」。産駒初出走となった昨年は1・2人気の支持を集めていたが、
オセアグレイトが2人気3着と好走する一方で、
タガノディアマンテは1人気7着と掲示板外に敗れていた。なお、この2頭はのちに同年の
ステイヤーズSでワンツー決着を果たしている。今年は上位人気と目される
オーソリティほか、
ヒュミドールが出走予定。
ディープインパクト産駒は「0-2-3-10」。勝ち馬こそ出せていないものの、16年
ファタモルガーナ(8人気3着)、18年
ソールインパクト(6人気3着)と中穴人気でも好走馬を出しており、昨年は3人気に支持された
メイショウテンゲンがハナ差2着の惜敗を喫していた。今年は
アイスバブル、
サトノガーネット、
ダノンテイオー、
ブラックマジック、
ボスジラ、
メイショウテンゲンの6頭が出走予定。
タニノギムレット産駒は「0-2-0-1」。14年2着
セイクリッドバレーは8歳時、19年2着
サンデームーティエは10頭立ての8人気、と産駒の出走数が少ないなかで種牡馬としての存在感を放つ。今年は
ミスマンマミーアが出走予定。