20日に阪神競馬場で行われる
京都牝馬ステークス(4歳上・牝・GIII・芝1400m)について血統・種牡馬別に検証していく。なお、今年は開催日割の変更に伴い阪神芝1400mにて施行されるため、2020年以降の当該コース成績(牝馬)をデータの集計対象とした。
オルフェーヴル産駒は「3-1-0-6」。20年
摂津特別で
セラピアが1人気に応えるほか、
クイーンカピオラニが14人気で未勝利を勝ち上がったことで回収率は大幅にプラス収支を記録している。同産駒からは同コースの1勝クラスで勝利実績を持つ
ギルデッドミラー、同距離で行われた20年
ファルコンSの勝ち馬
シャインガーネットの2頭が出走予定。
ハーツクライ産駒は「2-1-1-4」。特別戦では20年瀬戸内海特別で6人気の
キャッチミーアップが2着に好走。直近の勝利例は
サトノアイの未勝利、
ムーンライトの1勝クラスと平場戦に限られるが、過去には19年
フィリーズレビューを
ノーワンが12人気の人気薄で制している。同産駒からは
アフランシールが出走予定。
ロードカナロア産駒は「1-1-3-17」。20年
フィリーズレビューで
ヤマカツマーメイドが2着になるほか、20年
山陽特別で
カーサデルシエロが4人気3着、20年
オークランドレーシングクラブTで
シトラスノートが10人気3着、とコンスタントに伏兵の好走も見られる。同産駒からは
イベリス、
ブランノワール、
ヤマカツマーメイド、
リリーバレロの4頭が出走。
キングカメハメハ産駒は「0-0-1-7」。直近では目立つ好走実績こそないものの、過去に同コースで施行された重賞では、
フィリーズレビューで
レディアルバローザ(10年5人気3着)、
アットザシーサイド(16年1人気2着)、
リバティハイツ(18年8人気1着)、
阪急杯で
レッツゴードンキ(19年4人気2着)が馬券に絡む活躍を見せていた。同産駒からは
リバティハイツが出走予定。