20日に阪神競馬場で行われる
京都牝馬ステークス(4歳上・牝・GIII・芝1400m)について枠順・馬番別に検証していく。なお、今年は開催日割の変更に伴い阪神芝1400mにて施行されるため、2020年以降の当該コース成績をデータの集計対象とした。
【枠順別成績(2020年以降)】
1枠 7-6-3-48 複勝率25.0% 複勝回収率165%
2枠 4-3-4-57 複勝率16.2% 複勝回収率32%
3枠 9-1-7-53 複勝率24.3% 複勝回収率106%
4枠 5-4-7-57 複勝率21.9% 複勝回収率52%
5枠 7-5-4-62 複勝率20.5% 複勝回収率56%
6枠 2-9-10-62 複勝率25.3% 複勝回収率84%
7枠 8-5-4-76 複勝率18.3% 複勝回収率80%
8枠 1-10-7-82 複勝率18.0% 複勝回収率47%
1枠と3枠が単複ともに回収率が100%を超えており、内枠有利の傾向が強いコース。内回りコースでの施行なので、内枠からスッと前目につけた馬がそのまま粘りこむケースが目につく。先週の
摂津特別でも1番枠の
プレシオーソが先行策から6番人気で2着した。
12〜18番に絞ると2-11-9-139の複勝率13.7%、複勝回収率63%となり、単勝回収率にいたっては僅か18%しかない。16頭立てと多頭数の一戦だけに、外枠の不利がより顕在化しそうだ。外枠から勝ち切るのは容易でないだけに、単系馬券の1着欄は、内目の馬番から選ぶべきだろう。