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【フェブラリーSレース後コメント】カフェファラオ C.ルメール騎手ら

ラジオNIKKEI
  • 2021年02月21日(日) 18時55分
東京11Rの第38回フェブラリーステークス(4歳以上GI・ダート1600m)は1番人気カフェファラオ(C.ルメール騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分34秒4(良)。3/4馬身差の2着に9番人気エアスピネル、さらに1馬身3/4差の3着に8番人気ワンダーリーデルが入った。

カフェファラオは美浦・堀宣行厩舎の4歳牡馬で、父American Pharoah母Mary's Follies(母の父More Than Ready)。通算成績は7戦5勝。

レース後のコメント
1着 カフェファラオ(C.ルメール騎手)
「今日は本当のカフェファラオを見せてくれました。パドックから自信を持っていました。馬の状態はすごく良かったです。

 今日はチークピーシーズをつけて、アグレッシブな競走をしたかったのですが、良いスタートを切って、良いポジションにつけられました。流れに乗れて、少し忙しかったのですが、よく反応してくれました。この馬のポテンシャルはとても高いです。

 2歳から能力を見せていて、絶対にGIを勝てる馬だと思っていましたから、今日GIを勝てて良かったです」

(堀宣行調教師)
「中々体の増えない馬ですが、中間色々やってきて、フィジカル面では良い形で仕上がったと思います。

 チークピーシーズについては、矯正馬具であり、本来無くても馬が楽しく走れるくらいにできないといけないようにも思いますから、今後また色々考えてやっていきたいと思います。

 レースについては、戦前特に話をせず、後で色々聞かせてほしいとジョッキーには伝えていました。行くと思っていた馬が行かなかったり、思っていた形と違う部分もありましたが、私が考えていたようなレースをして、ジョッキーが上手く促しながら乗ってくれました。直線、外に出して、最後の走りは本当に良かったと思います。

 勝てて嬉しいというより、ようやく結果を出せた思いの方が強かったです。まだまだ色々な引き出しを持っていそうですし、こういう状況ですから、オーナーとも相談しながら、色々やっていきたいと思います」

2着 エアスピネル(鮫島克駿騎手)
「ロスなく立ち回って、この馬の持ち味である一瞬の切れ味を活かしたいと思って、道中は追い出しを我慢しました。プラン通りに乗ることができましたし、すごく良い状態でした。ただ、着差が着差だけに乗り方一つで何とかなったかもと思うと、すごく悔しいです」

3着 ワンダーリーデル(横山典弘騎手)
「(レースに関して)最高でした。上手くいったのですが、今日に関してはただ負けただけという感じです。ここまで仕上げてくれた厩舎もすごいですし、走ってくれた馬もすごいです」

4着 レッドルゼル(川田将雅騎手)
「抜群の具合の良さで競馬場まで連れて来てくれました。1600mでもとてもリズム良く、直線も精一杯の走りをしてくれました」

5着 エアアルマス(松山弘平騎手)
「スタートが良く、前半は良い形で運べて、ハナを切りながらも溜める競馬ができました。3コーナーで早めに来られてしまい、そこでペースを上げざるを得なくなりました。もう少し脚を溜められたら良かったです」

7着 ミューチャリー(御神本訓史騎手)
「去年このレースを使って、今年は神経質になることもありませんでした。川崎記念から間隔はなかったですが、(馬体重が)−7kgとギリギリのところで出走できました。

 このメンバー相手に7着と力のあるところを見せてくれましたし、軽いダートにも慣れてきた感じがありました。時計がかかる南関の交流重賞あたりならさらに良いと思います」

8着 ソリストサンダー(北村宏司騎手)
「返し馬のバランスも精神的にもすごくコンディション良く感じました。道中は流れの中であのポジションになりましたが、正直なところ余裕を持っての追走という感じではありませんでした。直線でも伸びかけましたが、坂の途中で伸びが鈍りました。

 初めてのGIで落ち着いた走りはできましたが、今回楽しみだったので、(負けたことは)残念です。ただ、内容が悪かったわけではないので、経験を積んだらさらにやれると思います」

9着 アルクトス(田辺裕信騎手)
「馬の調子は良かったと思います。外を回る形にはなりましたが、あまり器用な脚を使えるタイプではないので、この馬のしたい競馬をしました。この馬の競馬はできましたが、相手も強かったです」

11着 サンライズノヴァ(松若風馬騎手)
「4コーナーで本来ならば余裕を持って回ってこられるのですが、今日は反応が鈍かったです。ゲートを上手く出してあげることができませんでした。人気をしていただけに、結果を出せず申し訳なかったです」

13着 オーヴェルニュ(丸山元気騎手)
「1600mは忙しかったです。持つところがなく、追い通しになりました。(この馬には)4つコーナーがあった方が良いですね。(馬体重が−16kgだったことに関して)止まりすぎですから、いくらか影響したと思います」

14着 ワイドファラオ(福永祐一騎手)
「ある程度前を意識した競馬をするつもりでしたが、行き脚がつきませんでした。追ってからも全然頑張ろうとしませんでした。本来のこの馬の走りができていないので、今後色々考えないといけないかもしれません」

ラジオNIKKEI

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