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【中山記念 予想】得意舞台のヒシイグアスに期待

  • 2021年02月28日(日) 06時05分
 歴史と伝統を誇る中距離レースで、2017年からは優勝馬には大阪杯への優先出走権が与えられるレース。また、このレースをステップにドバイワールドCや香港へと向かう馬も少なくなく、国内外の上半期GI競走を占う意味では重要なレースだ。

 さすがに別定重量のGII戦だけあって、過去10年間で前走GI組が海外も含め7勝と強い。残る3頭は同競馬場で、距離も似ている中山金杯組だ。今回のメンバーで前走でGI競走を使ってきたのはバビット1頭のみ。過去、勝ち馬に限れば2桁着順からの巻き返しはなく、そうなれば狙いは中山金杯組だ。

 ◎ヒシイグアス中山金杯含め、休み明けを挟んで3連勝中。逃げ、先行力を武器としていた馬だが、脚質転換にも成功し、安定した追い込みを見せるようになった。まだ10戦のキャリアながらも馬券の対象から外れたのは2回だけという堅実派。中でも中山競馬場はもっとも得意としている舞台であり6戦して3勝2着2回。器用に馬群をさばけるうえにコーナーリングも得意で追われてからの反応も良い。今回は56キロを背負うことになったが、57キロでの勝利経験もあり、気にすることもないだろう。

 ○バビットは瞬発力型というよりもロングスパート型。スローに落として逃げるというよりも、できれば後続になし崩し的に脚を使わせたいタイプだ。ここ2戦はGI競走の厚い壁に跳ね返されたような格好となっているが、セントライト記念では同世代のトップレベルの馬たちを完封しており、簡単には見限れない。

 狙って面白いのは▲ケイデンスコールか。もともとNHKマイルC2着の実力馬だが、一昨年の関屋記念で調子を崩してからは、なかなかこの馬本来の競馬を取り戻せぬままだった。それが、昨秋あたりから復調気配を見せ始め、前走の京都金杯で2歳の新潟2歳S以来となる重賞勝ちを記録した。距離はぎりぎりかもしれないが、中山コースなら克服できるのではないか。

 5歳世代で皐月賞5着、ダービー6着の実力馬△クラージュゲリエも長い休み明けから復調気配。中山金杯3着△ウインイクシード、休み明けでも先行力がある△トーセンスーリヤと、ラジオNIKKEI賞バビットの2着している△パンサラッサも押さえておきたい。

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