6日に阪神競馬場で行われる
チューリップ賞(3歳・牝・GII・芝1600m)について血統・種牡馬別に検証していく。
過去10年で最多となる10回の馬券絡みが
ディープインパクト。次点で4回の
ダイワメジャーが続き、3回が
ハーツクライ、2回が
ステイゴールドとなっている。
キズナ産駒は「1-0-0-2」。産駒初出走となった昨年は4人気
マルターズディオサが
阪神ジュベナイルフィリーズ2着からの臨戦で勝利するほか、
エルフィンSで3着に好走していた
スマートリアンも11人気5着と健闘していた。今年は
マリーナが出走予定。
初出走となる
ミッキーアイル産駒は上位人気と目される
メイケイエールほか、
シャーレイポピーも出走予定。昨年は同じ
ディープインパクト直仔の
キズナが新種牡馬として勝ち馬を出しており、現在の3歳世代が初年度産駒となる
ミッキーアイルにも後継種牡馬としての期待がかかる(同産駒のコース成績は「1-0-0-8」)。
ハーツクライ産駒は「0-2-1-4」。昨年は2人気
クラヴァシュドールがハナ差2着の惜敗。過去には14年
ヌーヴォレコルト(4人気2着)と17年
リスグラシュー(2人気3着)が好走しており、のちにG1を制する2頭が素質の片鱗を見せていた。今年は
シャドウエリスが出走予定。
エピファネイア産駒は「0-0-0-1」。産駒初出走となった昨年は
イズジョーノキセキが10人気4着と大駆け。今回出走するメンバーの種牡馬としては、コース成績で勝率・連対率・複勝率のすべてにおいて最高値を記録している(産駒出走頭数10頭未満除く)。今年は
エイシンピクセル、
テンハッピーローズ、
レアシャンパーニュの3頭が特別登録。