7日に中山競馬場で行われる
弥生賞ディープインパクト記念(3歳・GII・芝2000m)について血統・種牡馬別に検証していく。
過去10年で最多となる9回の馬券絡みが
ディープインパクト。次点で4回の
キングカメハメハと
ハーツクライが続き、2回が
ネオユニヴァースとなっている。
ハーツクライ産駒は「0-4-0-5」。14年
ワンアンドオンリー、17年
マイスタイル、19年
シュヴァルツリーゼ、20年
ワーケア、いずれも勝利まであと一歩がおよばず、2着が定位置と化している印象すら覚える。今年は
タイセイドリーマーが出走予定。
なお、断然の人気が予想される
ダノンザキッド(父
ジャスタウェイ)は
ハーツクライの孫世代。同馬は
ホープフルSの勝ち馬でもあるので、中山芝2000mにおける実績も強調しやすい(同産駒のコース成績は「2-3-0-32」)。
キングカメハメハ産駒は「1-1-2-7」。14年
トゥザワールドが1人気に応えて勝利するほか、13年3着
コディーノ、16年2着
リオンディーズの2頭は勝ち馬とタイム差なしの惜敗だった。今年は
ホウオウサンデーが出走予定。
また、初出走となる
ドゥラメンテ産駒は
タイトルホルダー、
レインフロムヘヴン、
ワンデイモアの3頭が特別登録。当該コースは「1-0-1-10」勝率8.3%・複勝率16.7%と好走率を強調しづらいものの、単勝回収率は172%とプラス収支を記録している。
オルフェーヴル産駒は「0-0-1-1」。昨年は
オーソリティが3人気3着と順当に好走。なお、同コースで施行された18年
皐月賞を
エポカドーロが7人気で制しているため、一発の魅力も秘めた種牡馬と言えるだろう。今年は
ソーヴァリアントが出走予定。