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【チューリップ賞】メイケイエールが同着V「世代No.1」の地力発揮も課題大きく

デイリースポーツ
  • 2021年03月07日(日) 06時05分
 「チューリップ賞・G2」(6日、阪神)

 桜花賞トライアルの第1弾は、1番人気メイケイエールと3番人気エリザベスタワーによる壮絶なたたき合いの末、19年フィリーズR以来となる1着同着(重賞では通算11度目)となった。メイケイエールの鞍上・武豊は、自身の記録を更新する35年連続JRA重賞制覇。なお、3着ストゥーティまでに桜花賞の優先出走権が与えられる。

 はっきりとした課題を残しつつも、メイケイエールが3つ目の重賞タイトルを手に入れた。手綱を取った武豊は、自身の歴代最長記録を更新する35年連続の重賞勝利となった。

 最内枠からインの4番手につけたが、さすがの名手でも「全く抑えが利きませんでした」と、向正面では終始頭を上げた走り。たまらず、3角過ぎに手綱を緩め一気に先頭へ。序盤に相当力んでしまった分、直線を向いてからの手応えは明らかに劣勢だったが、武英師が「世代No.1」とほれ込む逸材は、そこから強烈な二枚腰を発揮。直線半ばから盛り返すと、内から伸びてきたエリザベスタワーと鼻面をそろえてゴールした。

 鞍上は「正直、いい勝ち方ではなかったし、次への課題は大きくなったかな。あそこ(勝負どころ)で我慢できれば次につながったんだけど…」と、自身のメモリアルVにも表情はさえない。ただ、「それでも勝つのは地力かな」と改めて能力の高さを評価した。

 この中間は気性面の改善へ注力してきたが、その“戦い”は本番まで続きそうだ。指揮官は「次は正攻法の競馬をするかも。やれることをやっていきたい」と気を引き締める。桜舞う仁川では、何としても大人になった姿で挑んでみせる。

提供:デイリースポーツ

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