上位3着までに
桜花賞の優先出走権が与えらえるレースで、過去10年でいえば17年の
レーヌミノルが、このレース2着から本番
桜花賞を制したほか、12年優勝馬
アイムユアーズは
ジェンティルドンナ、
ヴィルシーナに次ぐ3着。また16年2着
アットザシーサイドも3着と
桜花賞につなげている。今年は18頭中9頭が1勝馬で能力の比較が難しい。
新馬戦で、のちの重賞勝ち馬を破り、3連勝を記録した◎
ヨカヨカは
ファンタジーS5着、
阪神ジュベナイルフィリーズ5着。前々走は出遅れて自分の競馬ができない中での健闘で、前走は距離に一抹の不安を抱えながらもGI級であることを示した。逃げる形が現状ではベストなのかもしれないが、逃げなくても競馬ができるのは強みで、1ハロンの距離短縮はプラスだろう。
○
ラヴケリーは
函館2歳S3着で、
ファンタジーS3着馬。
函館2歳Sは直線だけで差を詰めており、逆に
ファンタジーSは先行した馬には厳しい流れの中で力のあるところを見せた。前走の
黒松賞は久しぶりの1200m戦でペースに戸惑ったのかもしれないが、競馬を覚えさせようという意図にも見えた。堅実な反面、勝ちきれないもどかしさも抱える馬だが、どんな位置からでも競馬ができる強みを生かしたい。
まだ新馬戦を勝ったばかりの▲
エルカスティージョにも注目したい。好スタートから好位のインをキープして、抜け出してからも最後までしっかり走り切った内容は豊かな将来性を感じさせるものだった。休み明け、いきなりの相手強化など課題は多いものの、今後のためにもしっかりとレースを見たい1頭だ。
ファンタジーS2着△
オパールムーンは。過去3戦はいずれもスタートで後手を踏み、後方からの競馬を余儀なくされているが最後の直線では良い脚を使っている。追い込み一手のため、フルゲート18頭には不安が残るも、その末脚は脅威だ。
紅梅S2着の△
ララクリスティーヌ、鋭い決め手を持つ△
ミニーアイル、
中京2歳Sの覇者△
ゴールドチャリスにもチャンスがありそうだ。