13日(土曜日)にアーカンソー州の
オークローンパークで行われた、3歳馬のG2レベルS(d8.5F)は、2番人気の
コンサートツアー(牡3、父
ストリートセンス)が、2着以下に4.1/4馬身差をつけて快勝。デビューから無敗の3連勝を飾った。
前走G2
サンヴィセンテS(d7F)では、3番手追走から抜け出す競馬を見せた
コンサートツアーだったが、この日は7番枠から出ると果敢にハナへ。前走LRスマーティジョーンズS(d8F)を逃げ切りで圧勝しての参戦だった1番人気のカドーリヴァー(牡3、父ハードスパン)が、2番手を追走する展開となった。
楽な手応えで直線に向いた
コンサートツアーは、鞍上J・ロザリオが軽く手綱をしごいただけで、後続を引き離して快勝。一方のカドーリヴァーは、4コーナーで早くも手応えがなくなり、最終的には5着に敗れた。
3月5日から7日にかけて発売された、
ケンタッキーダービー・フューチャーウェイジャーのプール4では、オッズ17倍の4番人気だった
コンサートツアーだが、この勝利で評価が急上昇することは間違いない。
2月27日のG3サウスウェストS(d8.5F)を制し無敗の4連勝をマークした
エッセンシャルクオリティ(牡3、父タピット)、3月6日のG2サン
フェリペS(d8.5F)を8馬身差で制し無敗の3連勝を飾った
ライフイズグッド(牡3、父イントゥ
ミスチフ)と、今年の
ケンタッキーダービー戦線には無敗を継続している馬が複数おり、近年で最もスリリングな展開となっている。
(文:合田直弘)