21日に中山競馬場で行われる
スプリングステークス(3歳・牡牝・GII・芝1800m)について枠順・馬番別に検証していく。なお、阪神競馬場で代替開催された2011年はデータの集計対象外とした。
過去10年、馬番別では最多となる4回の馬券絡みが10番。3回で1番、2番、4番、5番、8番、9番が続く。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
1枠 2-2-0-8/12 複勝率33.3% 複勝回収率71%
2枠 1-1-1-11/14 複勝率21.4% 複勝回収率67%
3枠 2-2-1-10/15 複勝率33.3% 複勝回収率84%
4枠 0-2-0-14/16 複勝率12.5% 複勝回収率25%
5枠 1-1-1-14/17 複勝率17.6% 複勝回収率65%
6枠 1-1-3-14/19 複勝率26.3% 複勝回収率52%
7枠 1-1-0-18/20 複勝率10.0% 複勝回収率27%
8枠 2-0-4-14/20 複勝率30.0% 複勝回収率84%
1〜10番 9-10-8-73/100 複勝率27.0% 複勝回収率66%
11番〜 1-0-2-30/33 複勝率9.1% 複勝回収率35%
4枠以外からは勝ち馬が出ており、どの枠からでもチャンスはあるレース。とはいえ、年によって頭数に差があるレースで、今年はフルゲートに近い頭数が揃った。やはり馬番から傾向を探るのが良いだろう。
データを紐解くと、11番より外を引くとガクッと成績が落ちている。19年には後のダービー馬
ロジャーバローズが15番枠から7着に敗れており、5番人気以内に支持された馬でも1-0-0-12。頭数が揃った年の外枠勢は、かなり厳しい戦いを強いられており、今年も枠順が大きく結果に影響を及ぼしそうだ。