ついに春のGI開幕戦、
高松宮記念が開催される今週末。4つの重賞に加えて、土曜には海外UAEにてドバイミーティングも開催されます。日本からも
クロノジェネシスをはじめとした注目馬が多数出走し、競馬ファンにはGIシーズンの開幕週からいきなり忙しい週末となりそうです。
毎週頭に重賞の中から、netkeibaのAI予想が注目した本命候補を紹介している当コーナー。2021年のGI開幕となった
フェブラリーSでは9番人気
エアスピネルを激走注目馬としてピックアップ。2週前には、
金鯱賞で大波乱の主役
ギベオンを4番手評価とし3連複346倍的中を仕留めました。
今回も、枠順や当日の馬場状態予測などが反映されていない、あくまでも現時点での想定とはなりますが、まずは土曜のGII
日経賞の本命候補をご紹介します。
【GIシーズン開幕週にAI予想が指名した激走注目馬は?】
天皇賞(春)の重要な前哨戦として位置づけられるこのレース。昨年は
ミッキースワローが人気に応え勝利し、5月の天皇賞でも3着に好走しました。一方、配当面では、2012年に単勝167倍、12番人気の
ネコパンチが勝利するなど、過去10年で3連単10万馬券超えが3回と狙い目レースでもあります。
今回は、GIで2着3回などGIでも好走実績多数、この中では格上といえる
カレンブーケドールが人気の中心。その次に
ワールドプレミアや
ステイフーリッシュなど重賞で好結果を残している馬たちが上位人気となりそう。その上で、netkeibaのAIが示した現時点の本命候補は、2ケタ人気(月曜正午時点)の
アールスターでした。
まずは1勝クラスで6連続2着、2019年は全9レース全てで馬券内を確保の実績があり、相手なりに堅実に走れるタイプといえます。またキャリア22戦中13戦で、メンバー中1〜3位の上がりを記録し、末脚も堅実です。格上挑戦で
小倉記念を勝った後も、重賞で1秒差以上の負けはなく、このレベルでも力負けはしていないと判断できます。
血統的には、父
ロードカナロアで2500mは距離が長いと思われるかもしれませんが、母父は
サッカーボーイ。毎年のように上位を賑わせている
ステイゴールドの叔父にあたる血統馬で、同産駒としても、実は単勝回収値が106円と長距離では狙い目。同じ母
父サッカーボーイの
マイネルキッツは
日経賞で09年2着、10年1着と2年連続で好走しています。
さらに引き続き騎乗予定の長岡騎手とは
小倉記念で10番人気1着のコンビ。悲願の”GIウィナー”を狙う
カレンブーケドールを阻み、再び波乱の主役となる可能性も十分。
週末には4重賞の中からAIの弾き出した最終決断を公開予定です。