28日に中京競馬場で行われる
高松宮記念(4歳上・GI・芝1200m)について血統・種牡馬別に検証していく。
過去9年で最多となる5回の馬券絡みが
アドマイヤムーン。4回で
キングカメハメハが続き、3回が
ディープインパクトとなっている。
アドマイヤムーン産駒は「2-2-1-5」。17年
セイウンコウセイ、18年
ファインニードルと2連覇を果たすほか、
ハクサンムーン(13年3着、15年2着)がリピーターとして活躍。なお、今年で5年連続出走となる
セイウンコウセイは19年に12人気2着と再度の好走で波乱を演出していた。
ダイワメジャー産駒は「1-0-1-9」。不良馬場を味方に14年
コパノリチャードが2着に3馬身差を付けて快勝するほか、18年
ナックビーナスは10人気3着とヒモ荒れを演出しており、何かと記憶に残るような好走が多い。今年は上位人気と目される
レシステンシアほか、
アストラエンブレムが出走予定。
ロードカナロア産駒は「0-0-1-4」。昨年、4着に入線した
ダイアトニックが繰り上がりで3着になっているものの、まだ純粋に3着以内には好走できていない。また、2年連続で上位人気に推された
ダノンスマッシュも19年4着、20年10着と苦戦が続く。今年で3年連続の出走となる
ダノンスマッシュは3度目の正直となるだろうか。
ディープインパクト産駒は「0-2-1-8」。昨年は1200mに初出走ながら
グランアレグリアが上がり3F最速となる末脚を駆使して3着(繰り上がりで2着)に入線。ほか、
ミッキーアイルが2年連続で勝ち馬から0秒1差(15年3着、16年2着)に好走していた。今年は
カツジ、
サウンドキアラ、
ダノンファンタジーの3頭が出走予定。