28日に中山競馬場で行われる
マーチS(4歳上・GIII・ダート1800m)について枠順・馬番別に検証していく。なお、阪神競馬場で代替開催された2011年はデータの集計対象外とした。
過去10年、馬番別では最多となる5回の馬券絡みが4番。4回で15番が、3回で12番が続く。一度も馬券に絡めていないのは6番と9番。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
1枠 0-1-3-16/20 複勝率20.0% 複勝回収率49%
2枠 2-3-2-13/20 複勝率35.0% 複勝回収率169%
3枠 0-1-1-17/19 複勝率10.5% 複勝回収率52%
4枠 1-1-1-17/20 複勝率15.0% 複勝回収率174%
5枠 1-0-0-19/20 複勝率5.0% 複勝回収率28%
6枠 3-1-1-15/20 複勝率25.0% 複勝回収率156%
7枠 0-1-1-18/20 複勝率10.0% 複勝回収率23%
8枠 3-2-1-14/20 複勝率30.0% 複勝回収率95%
【内外の馬番別成績】
1〜8番 3-6-7-63/79 複勝率20.3% 複勝回収率112%
9〜16番 7-4-3-66/80 複勝率17.5% 複勝回収率75%
去年は12番枠から1番人気の
スワーヴアラミスが先行押し切り、2着に2番
クリンチャー(4番人気)、3着に4番
レピアーウィット(8番人気)という決着。しかし、内外満遍なく馬券に絡んでおり、枠順の有利不利は少ない。一部の芝のレースのように極端に内有利ということはなく、外枠でも割り引く必要はなさそうだ。
ただし、馬券的には内枠に妙味あり。18年
ロワジャルダン(2枠4番・10番人気3着)など、10番人気以下で4頭が馬券絡みを果たしている。外枠の人気馬を信頼しつつ、内枠から穴候補を探すというスタンスが良さそうだ。