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高松宮記念・G1」(28日、中京)
阪急杯をレコード勝ちした
レシステンシアは24日、栗東坂路で単走追い。1週前に4F50秒3とハードに追われたため、4F53秒8と全体時計は控えめだったがラスト1Fは11秒9。前走の反動は全く感じさせず、出来は順調に上向いている。
松下師は「しまい11秒台ですし、良かったですね。前走よりしっかりと動いている。体重は減ると思う。それも想定内です」と納得の表情。成長分とはいえ昨春からは約20キロの馬体増だが、勝負の仕上げで2つ目のG1を獲りにきた。さらに騎乗予定だった
武豊が骨折のため、浜中が代打を務めることになったが、このアク
シデントにも指揮官は動じない。「乗り手を選ぶ馬ではありませんから。それにダービージョッキーですからね」と期待する。
金曜の調教にまたがる予定の浜中も情報収集に抜かりない。ドバイ遠征中の北村友に馬の癖をたずね、「おとなしく、乗りやすい馬と聞きました。力のいる芝も問題なさそうです」と対策はばっちり。スピードは間違いなく現役トップ級。初の電撃戦で、秘めたス
プリント能力を解き放つ。
提供:デイリースポーツ