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【大阪杯展望】春の中距離王決定戦、あの馬の戴冠を期待したい

  • 2021年03月31日(水) 06時00分
 17年からGIに昇格した一戦。GIIだった頃もGIと遜色ない好メンバーが揃うことが多かったレースではあるが、過去10年で1〜3番人気馬がワンツーしたのは13年の1回のみと、人気通りに決着することは少ない。古馬中距離GIとしては数少ない内回りコースを使用したレースであることが、その要因の一つと言える。

1.前走5着以内

 GII時代も含む過去10年で、前走5着以内だった馬が[9-9-9-58]で複勝率31.8%なのに対し、前走6着以下だった馬は[1-1-1-42]で複勝率6.7%。前走掲示板を外した馬の巻き返しはあまりない。

2.スピードレースの傾向が強まる

 GI昇格初年度の17年の決着時計は1分58秒9で、18年が1分58秒2。19年は雨の影響が残る馬場で2分台となったが、昨年は1分58秒4だった。それ以前の6年間で勝ち時計が1分59秒を切ったのは一度だけ。GIに昇格してメンバーレベルが上がった影響で、それ以前よりスピードが求められる傾向が強くなっている。

3.マイル実績に注目

 昨年1・2着のラッキーライラッククロノジェネシス、18年2着のペルシアンナイト、17年2・3着のステファノスヤマカツエースは過去にマイル重賞を制した実績があった。スピードが求められるようになり、より短い距離に実績のある馬がよく好走するようになっている。

 グランアレグリアの戴冠を期待。昨年は安田記念アーモンドアイに2馬身半差をつけて完勝するなど、非凡なスピードを見せ続けマイル以下のGIを3勝。週末の雨予報は気になるものの、そのスピードはここでも活きるだろう。気性面も成長している今なら2000mはこなせる範囲と見る。

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