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皐月賞・G1」(18日、中山)
2020年の2歳王者が復権へ-。
ダノンザキッドが31日、栗東CWで併せ馬。
リアンクール(3歳1勝クラス)を2馬身半追走すると、手綱を押さえたまま並び掛けて楽々と併入した。5F66秒7-38秒7-11秒9。動きを見守った安田隆師は「引っ張り切りであの時計ですからね。さすがに動く」とラスト1Fの時計に驚きの表情を見せた。
21年の始動戦となった
弥生賞で3着に敗れ、初黒星を喫した。本番まで残り2週。「体に余裕はあるけど、日数があるからね。調整していけば、いい状態になる。今の雰囲気の比較なら、前回よりもいいと思う」と巻き返しに力を込めた。「中山は何度も経験しているので、スムーズな競馬なら」。1冠奪取をにらみ、歩を進める。
提供:デイリースポーツ