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【浦和・桜花賞】ケラススヴィア森泰斗騎手「ゴール板早く来いと思っていた」

  • 2021年04月01日(木) 12時08分
 31日、浦和競馬場で行われた第67回桜花賞(3歳・牝・重賞・ダ1600m・1着賞金2000万円)は、先手を取った森泰斗騎手騎乗の1番人気ケラススヴィア(牝3、浦和・小久保智厩舎)が最後の直線で一気に後続を振り切ると、外から追う2番人気グロリオーソ(牝3、大井・佐野謙二厩舎)に3馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分42秒1(稍重)。

森泰斗騎手
「素晴らしい走りでした。この馬の馬名の由来が桜花賞にまつわるもの(ラテン語で桜の道)なので、ここは落とせないとプレッシャーでした。良かったです。

 前走負けてしまったのは残念でしたが、あくまでトライアルで、もろもろ不利な条件も重なってしまったので、普通に走れば大丈夫と思っていました。

 ゲートでガタガタしてヒヤッとしましたが、スタートはタイミング良く出てくれました。マイペースで運べて、4コーナーで脚も溜まっていて、いい内容でした。直線は、自分がカタくなってたんでしょうね。ゴール板早く来いと思っていました。

 これだけのスピードがありますし、これまでほぼパーフェクトと言える成績で来てますので、戦歴にキズをつけないよう丁寧に関わっていきたいと思ってます。自分も桜花賞は初勝利です。馬と関係者の皆さまに感謝しています」

小久保智調教師】
「(中間は)何の心配もなかった感じです。

(レースは)どこの位置でもというのはありましたので、枠とかも全く気になりませんでした。出たら行くだろうと思っていました。

 身体能力の高さがこの馬のいいところです。

(次走は)やはり、東京プリンセス賞の方へ向かおうと思っています。

 お客さまのいない競馬は寂しいので、皆で頑張って元のような、競馬が見れる様な状況になって欲しいと願っています」

(取材:高橋正和、編集:netkeiba)

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