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引退の繁田健一騎手「今度からは繁田厩舎を応援よろしくお願いします」

  • 2021年04月01日(木) 12時27分
 31日、浦和競馬最終R終了後、この日を最後に調教師に転身することとなった繁田健一騎手(40)の引退式が行われた。

 繁田騎手が登壇すると略歴が紹介され、花束贈呈。競馬組合の渡辺副管理者から花束と感謝状が贈られ、調教師会の海馬澤調教師会長、騎手会の岡田騎手会長、そして繁田騎手のご家族からも花束が贈られた。さらにサプライズで川崎から駆けつけた騎手時代同期の佐藤博紀調教師からも花束が贈呈された。

 続いての写真撮影では、ご家族と一緒の記念写真。また、繁田騎手の勝負服デザインのマスクで勢揃いした浦和競馬所属騎手と記念写真に納まった。

 繁田騎手は1981年1月11日、大阪府出身。初騎乗は1998年11月2日、浦和競馬海馬澤厩舎の所属騎手としてデビュー。同11月5日に初勝利を挙げた。

 通算成績は17,239戦1,498勝(地方競馬)、及び38戦2勝(中央競馬)。重賞勝ちは2017年東京盃など12勝。JRA、地方のリーディングジョッキーが集う川崎競馬の佐々木竹見Cでは最多の3勝を挙げている。JRA馬と互角にわたり合ったモジアナフレイバーでの活躍が記憶に新しい。

 以下は繁田健一騎手の談話。

-22年半、おつかれさまでした。
 ありがとうございます。

-ラストランを終えて。
 まずは、ホッとしています。

-騎手人生を振り返って思うこと。
 沢山怪我をしたので、もう怪我はしたくないですね。

-印象に残っている勝利などは。
 浦和の馬が弱いといわれているときに重賞を勝ったマキノチーフや、父が亡くなる前に一緒に写真を撮ったリンドグレンや、最近だとキタサンミカヅキモジアナフレイバーや、数えれば本当に沢山です。

-全国の地方競馬への遠征経験も豊富でしたが
 本当に色んな経験をさせてもらって、感謝しています。

-調教師への転身を考えられたのはいつ頃ですか。
 30くらいからなりたいと思っていたんですけど、タイミングで今になったという感じです。

-どんな厩舎を運営していきたいですか。
 高い預託量を払って財産を預けて下さっているので、厩務員さんも働きやすい楽しい、そして結果を出す厩舎にしていきたいと思います。

-ファンに向けてのメッセージを。
 騎手という仕事から調教師に変わるだけなので、引き続き、今度からは繁田厩舎を応援、よろしくお願いします。

(取材:高橋正和、編集:netkeiba)

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