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【大阪杯予想】コントレイルに待ったをかける存在は!? 勝敗を分けるのは道中の位置取り

  • 2021年04月04日(日) 09時35分
 以前は天皇賞・春の前哨戦的位置づけだったが2017年から定量戦のGI競走に格上げされ、また優勝馬には愛チャンピオンSの優先出走権等が付与されることとなった。過去4回の優勝馬の次走は宝塚記念2頭、安田記念1頭、天皇賞・春1頭と多彩なローテーションが選ばれているのも心強い。

 ◎コントレイルは史上3頭目となる無敗の三冠馬。阪神コースはデビュー戦以来で、しかも同競馬場の内回りコースは初めてとなるが、どんな位置からも競馬ができる器用さと、ジョッキーの意のままにスパートできる機動力を兼ね備えている。コースを問わないからの三冠馬であり、素直に能力を信じたい。2000m戦は2戦2勝。休み明けも2戦2勝。やや重程度なら1枠1番を引いた皐月賞で経験済み。この馬が馬券の対象から外れることは、アクシデント以外には考えにくい。

 〇サリオスは朝日杯フューチュリティSの優勝馬で、皐月賞コントレイルからコンマ1秒差2着。ダービーは同馬から3馬身ほど突き放されたが、それでも2着を確保した。今回と同距離の皐月賞は、ハイラップを踏む逃げ、先行馬を見るような位置でレースを進め、直線入り口から早めにスパートで1度は完全に先頭に立つようなレースだった。あの機動力は、内回りの2000m戦では大きな武器になりそうだ。

 ▲レイパパレチャレンジCの優勝馬で、ライバル2頭よりも前で競馬ができる強みを持ち合わせている。今回と同じ舞台で行われたチャレンジCは前半1000mが62.0秒というスローペースに口を割りながらの追走となったが、ギリギリ我慢させて早め先頭から押し切った。前走のチャレンジC、そして逃げ切った大原Sを見る限り、ハナに立っても集中力が切れるタイプではなさそうで、今回のメンバーなら、その先行力は武器になりそうだ。

 △グランアレグリアは一昨年の最優秀3歳牝馬で、昨年の最優秀短距離馬。折り合いに不安があるタイプではなく、前走のマイルチャンピオンシップなどは残り200mでも慌てずゆっくりと外に持ち出してライバルたちを力でねじ伏せている。ただし、やはり初めて経験する距離とペース、それからコーナーを4回まわる舞台とクリアしなければならない課題も多い。能力は認めるが、やや評価を下げた。

 △カデナ弥生賞など重賞3勝。強力メンバー相手で格は一枚落ちる格好だが、一瞬の切れ味はA級だ。スローペースからの瞬発力争いになれば、食い込める可能性は否定できない。

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