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【阪神牝馬S展望】近年は巻き返しも多いヴィクトリアMの前哨戦

  • 2021年04月07日(水) 06時00分
 以前は1400mで行われていたが、16年から1600mに変更されてヴィクトリアマイルと同じ距離になった。阪神芝1600mは牝馬クラシックに向けて重要レースがたびたび行われる条件。桜花賞に対するチューリップ賞がそうであるように、好メンバーで行われる前哨戦として定着しつつある。

1.先行力が求められる

 重馬場になった17年こそ差し優勢となったが、それ以外の4年で勝ち馬の4角位置は1・1・2・5番手だった。3着以内で見ても、4角6番手以降から差してきたのは16年2着のミッキークイーンと18年3着のリスグラシュー、昨年2着のスカーレットカラーだけ。前々で立ち回る馬が優勢。

2.近年は巻き返しも多い

 以前は前走1着馬が強いという傾向があったが、ここ2年は前走敗れた馬の激走が目立つ。昨年は、前走有馬記念で15着だったスカーレットカラーが6番人気2着、前走京都牝馬Sで6着だったディメンシオンが11番人気3着。一昨年は、前走中山牝馬Sで14着だったミッキーチャームが4番人気1着。

3.穴も人気もディープインパクト

 距離延長以降の5年間でディープインパクト産駒は[4-2-2-12]で複勝率40.0%。毎年連対馬を送り出している。18年に11番人気で2着だったレッドアヴァンセ、昨年3着のディメンシオンなど人気薄の激走もある。

 リアアメリアは復帰戦となった前走の中山牝馬Sで7着も、非常に時計のかかる不良馬場だったので結果は参考外でよいだろう。今回の距離短縮や阪神替わりは問題ない。近走はある程度前々で流れに乗る立ち回りができており、先行力が活きるここで巻き返しの期待は十分だ。

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