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【桜花賞展望】牝馬クラシック第一弾、あの馬の戴冠を期待したい

  • 2021年04月08日(木) 06時00分
 チューリップ賞桜花賞をどちらも勝利したのは、過去10年で14年のハープスターしかおらず、阪神JFと桜花賞をいずれも制した馬となると10年のアパパネまで遡る。同舞台の王道レースを勝ってきた馬が人気して敗れるということが度々繰り返されてきていて、過去10年で1番人気の勝利は1回しかない。

1.キャリア3〜4戦の馬

 過去10年で、それまでのキャリアが3〜4戦だった馬は[7-8-7-48]で複勝率31.4%と優秀なのに対し、キャリア5〜6戦の馬は[2-2-3-70]で複勝率9.1%。7戦以上だと[0-0-0-26]。

2.前走重賞好走組が中心

 1番人気の勝利が少ない一戦ではあるものの、前走で重賞を好走してこなかった馬が勝ち負けになることは少ない。過去10年で3着以内になった30頭中、22頭は前走重賞で3着以内だった。前走オープン・リステッド組で3着以内に好走したのは昨年1着のデアリングタクトと11年1着のマルセリーナだけ。

3.小さい馬は勝ちが遠い

 コース改装以降の14回で、馬体重450kg未満の馬の勝利は08年のレジネッタのみ。17年は466kgのレーヌミノルが436kgのリスグラシューを半馬身退け、16年は494kgのジュエラーが426kgのシンハライトにハナ差で、14年は478kgのハープスターが418kgのレッドリヴェールにクビ差、13年は484kgのアユサンが430kgのレッドオーヴァルにクビ差で競り勝った。1着争いが接戦になった場合、ほとんど小さい方が競り負けている。


 サトノレイナスは前走の阪神JFで出遅れがあり、また直線ではエンジンのかかりが遅かったものの、接戦に持ち込んでハナ差の2着。まさに負けて強しという走りだった。休み明けは問題なく、輸送も2度目。今回は前走の雪辱を期待したい。

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