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【桜花賞】ホウオウイクセル爆発だ 距離短縮むしろ大歓迎!名牝の血が騒ぎ出す

デイリースポーツ
  • 2021年04月07日(水) 06時00分
 「桜花賞・G1」(11日、阪神)

 フラワーCを制して勢いづくホウオウイクセルが勇躍の西下。410キロ台と小柄ながら脈打つ血は一流だ。祖母はG15勝を挙げたメジロドーベルと、オークス天皇賞・秋を制したエアグルーヴ。歴史に名を残す名牝の血を受け継いだ逸材が、桜冠奪取を虎視たんたんと狙っている。

 東の秘密兵器とも呼べる存在だ。ホウオウイクセルは重賞にトライした近2戦が2・1着。G1級とはまだ未対戦だが、フェアリーSは4角10番手から追い込み、フラワーCは好位から押し切りと、自在なレースぶりで示した高いセンスは大きな魅力だ。

 ここまでに挙げた2勝はともに1800メートルでのもの。2度敗戦を喫しているマイルの距離が課題となりそうだが、前走後に丸田は「調教でも少し掛かるようなところが出てきているので、終始手応えは良かった」と話しており、高柳瑞師も前走のレースぶりを見て、「むしろ乗りやすくなると思う」と前向きに捉えている。

 今回は中2週で長距離輸送も控えるG1戦。410キロ台の小柄な牝馬とって、決して簡単な挑戦ではない。この中間は「鍛えるより整える」ことを主眼に調整。6日は美浦南の角馬場から坂路へ向かい、4F66秒3でゆったりと駆け上がって最終追い切りに備えた。トレーナーは「日々回復して、体重も維持できている」と体調面に不安なしを強調した。

 母の母は24年前の桜花賞で2着後、オークスを勝ったメジロドーベル。そして、父の母エアグルーヴは25年前のオークスを制した。祖母たちから受け継いだクラシックの血が、ここ一番で爆発しても不思議ではない。

提供:デイリースポーツ

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