10日、京都競馬場で行われた
淀ジャンプS(4歳上OP、障害3790m)は、北沢伸也騎手騎乗の5番人気
アドマイヤホープ(牡6、栗東・橋田満厩舎)が好位追走から、8番人気
スリーオペレーターに3/4馬身差をつけ差し切った。勝ちタイムは4分15秒0(良)のレコード。さらに1/2馬身差の3着に1番人気
リワードプレザンが入った。
アドマイヤホープは
父フォーティナイナー、母は97年
ステイヤーズS(GII)2着の
アドマイヤラピス(
その父Be My Guest)という血統。半弟に昨年の
日経新春杯(GII)を勝った
アドマイヤフジ(牡5、栗東・橋田満厩舎、
父アドマイヤベガ)がいる。
03年8月にデビューし、同年に
全日本2歳優駿(交流GI)、
北海道2歳優駿(交流GIII)を制覇。その後は05年
米子S(OP)に勝ったが苦戦が続き、05年9月に障害入り。3戦目で障害初勝利を挙げ、前走の
牛若丸ジャンプS(OP)は3着だった。通算成績28戦6勝(うち障害11戦2勝、地方7戦2勝、重賞2勝)。
なお、従来のレコードタイムは昨年2月11日に
マルカラスカルが記録した4分16秒4(良)で、これを一気に1.4秒上回った。