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【皐月賞展望】牡馬クラシック第一弾、あの馬の戴冠を期待したい

  • 2021年04月14日(水) 06時00分
 かつては弥生賞をはじめとしたトライアルレースに有力馬が集まっていたが、近年はローテーションの多様化によって、直接対決の機会がないまま本番を迎えることも多くなった。人気=実力という単純な図式にならないこともあり、波乱も珍しくない一戦。

1.より短い距離の実績が必要

 東京開催だった11年を除く過去9年、勝ち馬はすべてそれ以前に芝1800mのオープン以上のレースで連対した実績があった。近年の皐月賞は良馬場ならば1分58秒前後の決着になるスピードレースになるため、2000m以上にしか実績のない馬は流れに乗り損ねてしまいがち。

2.前走3着以下からの巻き返しは難しい

 東京開催だった11年を除く過去9年、勝ち馬はすべて前走2着以上だった。2着馬も9頭中7頭は前走2着以上。前走3着以下だった馬は[0-2-2-60]で複勝率6.3%しかない。

3.馬格がある馬が優勢

 過去9年、馬体重が479kg以下だった馬は[3-2-3-63]で連対率7.0%、複勝率11.3%しかない。対して、馬体重480〜519kgの馬は[6-6-6-58]で連対率15.8%、複勝率23.7%。直線に急坂のある中山なだけあって馬格がある馬が優勢。

 ラーゴムは芝1800mのアイビーSで2着の実績があり、ある程度スピードレースになっても対応は可能と見る。また500kgを超えるオルフェーヴル産駒でパワーも兼ね備えているため、初の中山にも対応できるだろう。他の上位人気馬とも実績は見劣らず、GIのここでも勝ち負けを期待したい。

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