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【皐月賞】美浦レポート タイトルホルダー

ラジオNIKKEI
  • 2021年04月14日(水) 15時30分
4月18日(日)に中山競馬場で行われる第81回皐月賞(GI)に登録しているタイトルホルダー(牡3、美浦・栗田徹厩舎)について、追い切り後の栗田徹調教師のコメントは以下の通り。

(前走の弥生賞ディープインパクト記念1着を振り返って)
トライアルということで、皐月賞に向けて権利獲りしなければいけないレースで、しっかり仕上げて挑んだレースでした。展開的には恵まれた感じもありましたが、馬が自分の持っている力をよく発揮してくれました。まさか勝てるとは思わなかったのですが、勝つことができて良かったと思います。

ペースも遅かったので、ジョッキーも後ろに脚を使わせながらというような競馬をしてくれました。後ろに人気馬がいましたが、ゴール前では安心して見ていられました」

(さらに成長した点は?)
「肉体的なものは結構完成度は高かったのですが、精神面で少し前向き過ぎるところがありました。一戦一戦、放牧を重ねながら、気持ちのゆとりが出てきて、競馬がしやすい気性になっています」

(前走後の調整について)
「前走後、2週間ほど近郊の牧場へ放牧に出させてもらいました。まずは気持ちと体のチェックをしっかりしました。3週前に戻ってきて今日の追い切りに至ります」

(調教過程を振り返って)
「先週はうちのオープン馬と併せ馬で、ある程度動かす、負荷をかけることに主眼を置きました。ジョッキーにも折り合い面を確認してもらうという意味でも良い追い切りができたのではないかと思います。そして今週はある程度負荷はかかっていまして、先週末の状態も見ましたら良かったものですから、今週は整える程度に留めました」

(今回のレースに向けて)
「機動力のある馬で、どうしても力みやすい面を補うには、コーナー4回というのはこの馬に現状合っているのかなと思います。ベストの舞台ではありますが、先々は広いコースで競馬をしなければならないことを考えると、広いコースでもしっかり競馬ができるようにしていきたいです。

逃げについてよく聞かれるのですが、気性面の難しさとかはなく、自然な形でなっているものです。一番良い形というのはこの馬のペース、そして息が入れる状態で走らせてあげるということと、ゲートの出は速く二の脚はつきますので、その辺は上手くコーナーを回ってくれればと思います。

ジョッキーも2週にわたって乗ってくれていますし、競馬も見てくれていますので、ある程度イメージはできていると思います。あとは枠順が出た感じと追い切り後の状態を踏まえながらジョッキーと相談していきたいと思います。

前走は無敗の馬がいましたが、トライアルということでその無敗の馬もそういう競馬をしたと思います。うちの馬は権利を獲らなくてはいけないという状況の中で上手く競馬ができました。まだ戦っていない馬もいるのですが、こういう舞台で戦えるということは、この馬にとって今後の成長につながると思いますし、何とか頑張ってほしいです。

トライアルを勝ってこの大きな舞台に出走できるというのは本当に嬉しい限りです。この大きな舞台に向けてベストの状態でレースを迎えられるよう、厩舎としましてもやってきました。応援よろしくお願いいたします」

(取材:米田元気)

ラジオNIKKEI

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