18日に阪神競馬場で行われる
アンタレスS(4歳上・GIII・ダート1800m)について枠順・馬番別に検証していく。なお、現行コースで施行されるようになった2012年以降をデータの集計対象とした。
過去9年、馬番別では最多となる5回の馬券絡みが4番。3回で10番が続き、2回が1番、3番、8番、9番、11番、12番、13番となっている。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
1枠 1-1-1-15/18 複勝率16.7% 複勝回収率47%
2枠 0-3-4-11/18 複勝率38.9% 複勝回収率78%
3枠 0-0-1-17/18 複勝率5.6% 複勝回収率32%
4枠 1-1-1-15/18 複勝率16.7% 複勝回収率33%
5枠 5-0-0-13/18 複勝率27.8% 複勝回収率52%
6枠 1-2-1-14/18 複勝率22.2% 複勝回収率130%
7枠 1-0-1-16/18 複勝率11.1% 複勝回収率33%
8枠 0-2-0-16/18 複勝率11.1% 複勝回収率21%
【4角通過順】
4角1番手 0-4-0-5/9 複勝率44.4% 複勝回収率241%
2番手以内 3-7-1-18/29 複勝率37.9% 複勝回収率125%
3番手以内 3-7-1-22/33 複勝率33.3% 複勝回収率110%
4番手以内 5-7-2-26/40 複勝率35.0% 複勝回収率107%
5番手以内 7-7-4-33/51 複勝率35.3% 複勝回収率99%
過去9年で5枠が5勝し、6枠の複勝回収率は100%超。中枠の好成績が光っている。昨年も6枠11番の
アナザートゥルースが7番人気2着と波乱を演出した。
アンタレスSは先行力が不可欠なレースで、4コーナーで5番手以内のポジションにつけていることが重要。内枠だとゲート次第で包まれるリスクがあり、外枠は物理的な距離ロスが大きい。先行力のある中枠の馬が恵まれやすいということだろう。
昨年、一昨年の
アナザートゥルース(7番人気2着・6番人気1着)、12年の
アイファーソング(11番人気2着)がこのパターンだった。