スマートフォン版へ

【アンタレスS予想】遅咲きの実績馬にチャンス到来!? 悲願の重賞制覇なるか?

  • 2021年04月18日(日) 06時04分
 3月のマーチSはハンデ戦だが、5月に行われる平安Sとともに帝王賞へと向かう重要なステップレース。別定重量で行われる中距離戦だけに実力のある馬が、その人気に応えるケースも多く、比較的堅調だ。京都競馬場で行われた2011年も含め1〜3番人気馬は1着8回2着6回3着7回と好成績を残している。

 ◎ヒストリーメイカーマーチSで2番人気2着。昨年の東京大賞典は勝ったオメガパフュームから0.1秒差4着だった。3歳時にJRAからデビューしたものの、2戦したのみで金沢競馬へ転出。JRAでは最下級条件からの再出発となったが、そこから一歩ずつクラスをあげて、一昨年12月にオープン入りを果たした苦労馬だ。以降は、JARのダート重賞、ダートグレード競走の常連として競馬を盛り上げてきた。先行することもできるが、前走、前々走のように控えても競馬ができる。これまでダートグレード含め重賞競走に8度挑戦して2着2回4着4回5着1回。あと一歩に泣き続けてきたが、ペースが早くなりそうな今回は待望の重賞初勝利のチャンスだ。

 超がつくような大型馬〇レピアーウィットマーチS6番人気優勝馬。早くから期待を集めていた馬だが、なかなか結果を出せずに伸び悩みのような時期もあったが、昨年春のマーチS3着以降は右回りに限れば4戦して2勝2着1回3着1回。前走マーチSにおける56キロのハンデはやや見込まれた感があったが、好位で流れに乗ると早めに抜け出して後続の追撃を抑え込んだ。印象的なのはゴール前で2着馬が急追してきたときにグイっと伸びたこと。前半1000m通過59.7秒の速いペースを追いかけてのものだけに、価値がありそうだ。

 ▲ロードブレスはダートグレード日本テレビ盃優勝馬で、前走の名古屋大賞典は2番人気3着。3歳時は芝の長距離レースを選んで使われてきたが、4歳になってダート路線に舵をきるといきなり3連勝。オープン初挑戦のスレイプニルSは4着だったが、そこから2連勝でダートグレード競走を制している。前走は勝ち馬にぴったりとマークされて苦しい展開だったが、最後まで心折れずに走り切った。どんな位置からでも競馬できる強みは、混戦メンバーでは強力な武器になりそうだ。

 △テーオーケインズは豊かな将来性を感じさせる1頭。昨年暮れの東京大賞典6着は、重賞初挑戦だったことを考えれば価値が高い。東海S2着、ダイオライト記念3着と衰え知らずの△アナザートゥルース、休み明けを1度使われた△モズアトラクションもペース次第では浮上してきそうだし、逆にマイペースに持ち込むことができれば△グリムの実績も無視できない。

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す