弥生賞は前をとらえきれずの3着に終わった
ダノンザキッド。
「結果は3着でしたが、上がりは最速(34秒2)だったし次につながる競馬ができたと思います」
この中間はレース間隔も詰まっているということもあり、馬なり中心、騎手は騎乗せずに厩舎スタッフのみでの調整でした。
「今週は中山までの輸送もあるので、テンションを上げないように単走でいきました。終い重視。手前がどうかな?と思いましたが、ちゃんと替えていましたのでよかったです。体がグッと沈むような走りをみせていたのもよかったです。いい状態です。この中間、あまり大きな変化はみられませんが、少し大人になったように感じます」
過去4戦、どのレースでも上がりは最速の脚を使っています。
「それがこの馬の持ち味であり、ポテンシャルだと思っています」
安田隆行厩舎はこれまでクラシックとはあまり縁がありませんでしたが、初制覇に挑みます。
「
川田将雅騎手、素晴らしい成績ですね。頼りになりますし、頑張って欲しいです。(川田騎手と一緒にクラシックに挑むのは)ホント、ドラマチックですよね。これで結果が出たら最高です。なんとかクラシックのタイトルをとれたら、と思います」
(取材・文:花岡貴子)