今年は阪神芝3200mで行われる
天皇賞・春(5月2日)。ここに特別登録している
アリストテレス(栗東・
音無秀孝厩舎)がレースに向けた1週前追い切りを行っている。
C.ルメール騎手を背にCWコースへ入場。
松若風馬騎手が跨る
シエラネバダを追走する内容となったが、前半はかなりゆっくりとしたペース。いわゆる折り合い重視でラップを踏んでいくが、1Fごとにそのスピードは上がっていく。
4コーナーあたりではすでに前に追いつきそうな勢いで、その行きっぷりはジョッキーがしっかりと手綱を抑えていないといけないほど。もともと後ろにいると前を追い抜こうとするところはあったが、今回はちょっと気持ちが入り過ぎているような気もする。
ただ、しっかりと我慢はして、ゴールでは1馬身ちょっと先着したかなという感じでフィニッシュ。時計は6F84.9-5F68.7-4F53.1-3F38.9-1F12.2秒。全体時計が遅い点に関しては全く気にする必要はないと思うし、むしろ、これまで同様に1週前にCWで併せ馬を課したという点がいい。
あとは最終追い切りがどのような形になるのか、これが要注目といったところだろう。