スマートフォン版へ

【QE2世C】ラヴズオンリーユー海外G1初V 矢作師「さすがに声出た」

デイリースポーツ
  • 2021年04月26日(月) 13時00分
 「クイーンエリザベス2世カップ・香港G1」(25日、シャティン)

 日本馬4頭が参戦したクイーンエリザベス2世Cは、3番人気のラヴズオンリーユーが鮮やかに抜け出し、海外G1初制覇を飾った。日本馬の同レース制覇は19年ウインブライト以来6回目(5頭目)。2着は2番人気のグローリーヴェイズで、圧倒的1番人気に推された20年の3冠牝馬デアリングタクトは3着に敗れた。なお、4着にキセキが入り、日本馬が上位を独占。

 力強く日の丸を掲げた。3番人気のラヴズオンリーユーは、ドバイシーマクラシックで3着に敗れた悔しさを、香港の地で晴らした。19年オークス以来のG1制覇に、日本で歓喜の瞬間を見届けた矢作師は「さすがに声が出たな」と大興奮。「ドバイで調教して、一頭で難しかった。その中でスタッフと馬が頑張ってくれた。それに感謝しています」。海外転戦で難しい調整を強いられたが、それを克服したチームの力をたたえた。

 道中はデアリングタクトを前に見る形で4番手を追走し、3角過ぎから早くも追いだしを開始する。初コンビのホーのアクションに応えて加速すると、残り1F過ぎに先頭へ。最後はグローリーヴェイズの強襲を3/4馬身差で封じた。鞍上は「ドバイのレースを見て強いと思っていた。こっちに来てからも状態がいいのは分かっていた。非常に良かった」と力強く右手を突き上げた。

 「ドバイから香港に転戦して今までうまくいった例がないので、そこを切り開けたのは良かった」と、指揮官は新たな歴史の1ページを刻んだ愛馬を誇らしげにする。今後は馬の様子を見ながらオーナーサイドと相談してからになるが、宝塚記念(6月27日・阪神)も視野に入る。異国の地で完全復活を証明した5歳牝馬は、さらなる栄冠を目指して走り続ける。

提供:デイリースポーツ

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す