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【天皇賞(春)予想】参考データがほぼゼロの超難解レース! AIが指名した激走候補は遅咲きのディープ産駒/JRA重賞レース展望

  • 2021年04月26日(月) 20時30分
 先週はGI連戦の谷間でしたが、香港クイーンエリザベス2世カップ(GI/シャティン芝2000m)では日本馬が1〜4着独占という快挙。勝利したラヴズオンリーユーは一昨年のオークス以来、2つめのGIタイトル制覇となりました。次走がどこになるのかは気になるところですね。

 毎週、注目される週末の重賞レースからnetkeibaオリジナル人工知能(AI)が導き出した本命候補を紹介するAI競馬予想。先々週の皐月賞(GI・中山)では8番人気タイトルホルダー、先週のマイラーズC(GII・阪神)では3番人気アルジャンナを指名。ともに2着に好走してくれました。

 さて、再び春のGIシリーズが始まる今週末。まずは春のステイヤー王決定戦、天皇賞(春)(GI・阪神3200m)です。毎年、京都競馬場で行われている一戦ですが、今年はご存じの通り京都競馬場が改修中のため開催は阪神競馬場で。普段芝の3200m戦という設定がない阪神でのGIとなるだけに過去のデータもどこまで通用するか。
 
 人気になりそうな注目馬は、まずはアリストテレス。昨年菊花賞ではコントレイルに次ぐ2着、続く今年初戦のAJCCを勝ったことで一気にスターダムに上った馬です。しかし前走阪神大賞典では、1番人気に支持されながら7着と敗れている点は心配されます。

 その阪神大賞典で逆転劇を演じたのが同じ4歳のディープボンド。同じ競馬場での好走というアドバンテージを活かすことができるのか。さらに一昨年の菊花賞ワールドプレミア、前走日経賞1着の牝馬ウインマリリン、同2着カレンブーケドールなどなど、粒ぞろいの好メンバーがズラリと並びました。

 予想は100%AI任せ。枠順や当日の馬場状態予測が反映されていない月曜日時点でのものとなりますが、人の気持ちが入らない分「まさか」と思えるような◎穴馬が1番上にいることもあります。

天皇賞(春)でAI予想が指名する激走候補は?】

 今回、netkeibaAIが導き出した本命馬は、ディアスティマでした。前走で3勝クラスの松籟Sを逃げ切り勝ちした馬。2006年のコース改修後、はじめての開催となった3200mのレース。スタートから終始レースを先導し、直線でもさらに伸びて後続に3馬身差をつけて完勝してみせました。

 キャリア9戦で馬券に絡めなかったのは、脚元にトラブルがあった様子の青葉賞だけ。今回は、初のGI挑戦となりますが、今年の天皇賞(春)と同じコースでの1着好走経験は、本番でも活きるはず。今年は舞台が変わり、94年以来となる阪神開催の天皇賞(春)。1周目が外回りで2周目は内回りというトリッキーなコースで、例年のコースだと逃げ馬は苦戦傾向ですが、最後の直線は短く、松籟Sの結果からも前残りの可能性も十分に期待できます。

 あとは調教の具合や枠順、デキなどほかの要素を加えての最終決定となりますが、馬券の検討材料のひとつにAIジャッジを参考にしてみるのはいかがでしょうか。

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