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【天皇賞・春2021】調子偏差値1位は上位人気3頭ではない? 波乱もありそうな『天皇賞・春』で狙うべき馬とは

  • 2021年04月30日(金) 16時30分
 ステージは5月の新緑の季節に突入。今週は春のステイヤー頂上決戦『天皇賞・春』(阪神・芝3200m)が行われます。

 例年と違うのは開催場所。いつもの施行コース・京都競馬場は改修中のため、今年は稀な阪神競馬場開催となりました。これは94年にビワハヤヒデが勝った年以来の出来事。コースは一周目が外回りを使い、2週目に内回りの3〜4コーナーという設定となります。

 となれば波乱もあり? と考えたくもなるもの。配当が比較的堅め決着だった近年の『天皇賞・春』とは一味違う穴予想の用意が必要なのかもしれません。

 昨年『天皇賞・春』では、フィエールマン(父ディープインパクトルメール騎手鞍上)が一昨年に続いての連覇。前走『有馬記念』4着からぶっつけでの勝利でした。今年は残念ながら不在となりましたが、かわりとなるステイヤー王の誕生となるわけです。

 現在、1番人気が予想されるのは、僅差でディープボンド(和田竜二騎手)。前走重馬場、3番人気での『阪神大賞典』(GII・阪神・芝3000m)を1着勝利。同じ4歳の人気馬アリストテレスに逆転を果たしました。馬場が渋ればまさにこの馬の出番という感じになるのでしょう。

 2番人気はそのアリストテレス(ルメール騎手)か。2走前の不良馬場『AJCC』を勝ちながら『阪神大賞典』ではまさかの7着。今回はリベンジを期する一戦となります。

 さらに牝馬では『日経賞』1・2着のウインマリリン(横山武史騎手)とカレンブーケドール(戸崎圭太騎手)。同レース3着のワールドプレミア(福永祐一騎手)も人気の一角となるはずです。

 こんな混戦時に頼りになるのがnetkeibaオリジナルツール『調子偏差値』!

『調子偏差値』とは出走馬の調子を“偏差値化”したもので、各数値はランキングでも表示されます。つまり「激走する可能性ある人気薄&危険な人気馬」が一目でチェック可能。特に調子が上がっている馬は「急上昇」としてピックアップ。その馬が人気薄だった場合には、穴馬券狙いとしてピッタリとなるわけです。

 それでは4月30日(金)に出た『天皇賞・春』の調子偏差値速報をお届けしましょう!

 今回は「急上昇」マークのついた馬は出ませんでした。1番人気が予想されるディープボンドは、偏差値73で2位となりました。前走『阪神大賞典』で75だったので、偏差値はほぼ横ばいということになります。

 2番人気予想のアリストテレスは、前走が偏差値66という低い数値での7着凡走。今回は偏差値71と上げているのでリベンジの準備はできていると考えていいかもしれません。

 一方、現在3番人気予想のワールドプレミアは、偏差値59とまったく数値が出ていません。かつての『菊花賞』1着時には72、前走『日経賞』3着時でも62はあった馬だけに、調子落ちは心配されるところです。

 なお偏差値1位で75となっているのは「意外な狙い馬」といえそうな1頭。ここが好走したらちょっと波乱となるかも…。

 あなたの本命◎候補はいったいどんな偏差値なのか? この機会に『調子偏差値』をチェックしてみてはいかがでしょうか。

 なお、日曜日・東京11R『スイートピーS(L)』の調子偏差値は「無料」でご覧いただけます!

※レースによって「急上昇」に該当する馬がいない場合があります。該当馬の有無はご購入前にご確認ください。

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