先週末、『天皇賞春』では
ワールドプレミア(牡5・
福永祐一騎手)が3番人気評価を覆しての1着。やはり『
菊花賞』馬は長距離戦では強いというところを見せてくれました。
当月曜日のコーナーで指名した本命馬
ディアスティマ(7番人気)は、逃げ切れず6着敗退。残念ながらこれでAI予想の連勝はストップです…。
今週は再び、連勝を目指しての出直し戦『
NHKマイルC』(GI・東京芝1600m)。御存知、3歳のスピード馬たちによる白熱の一戦です。今年もかなり実力伯仲のメンバー。雨の多かった春の週末から、芝の生えそろった5月の東京コースでの本番戦。良馬場ならば未知なる極上のマイラー能力を秘めた馬の台頭だって十分に考えられます。
現時点で人気になりそうな注目の上位馬としては、まず昨年末のGI『
朝日杯FS』1着だった
グレナディアガーズ(
川田将雅騎手)でしょう。未勝利勝ち後、7番人気の伏兵からGI栄冠奪取。しかし年明け初戦『
ファルコンS』(GIII)では単勝1倍台に支持されながら2着敗退。今回は満を持してのリベンジ戦となります。
前走『ニュージーランドT』(GII)を1着し、すでに3勝目をマークしているのは
バスラットレオン(
藤岡佑介騎手)。しかもその前走では2着に5馬身差をつける圧倒的な勝利。東京コースでもその逃げ脚は冴えるのでしょうか。
ルメール騎手鞍上を続けているのは
シュネルマイスター。前走は『
弥生賞』(GII)2着。そのとき勝った
タイトルホルダーは『
皐月賞』で2着しています。力量比較すればこの馬も世代上位でしょう。さらに前走『
アーリントンC』(GIII)1着
ホウオウアマゾン(
武豊騎手)、『
シンザン記念』1着
ピクシーナイト(
福永祐一騎手)など、有力候補勢揃いのメンバー構成となりました。もちろん人気薄にも激走期待できる馬が隠れているはずです。
毎週1頭、netkeibaオリジナル人工知能(AI)が導き出す穴馬を紹介する月曜日の当コーナー。今週も『
NHKマイルC』で狙うべき馬を、絶好調コンピュータが膨大なデータから弾き出してくれました。予想はすべてAI任せ。枠順や当日の馬場状態予測を反映されていない月曜日時点でのものとなりますが、人間の気持ちが入らない分「まさか」と思えるような◎穴馬が出ることもあります。
【波乱?『
NHKマイルC』でAI予想が指名する激走馬は?】
今回、netkeibaAIが導き出した本命馬は、なんと上位人気が予想される
グレナディアガーズでした! AI予想が人気サイドを指名するのはけっこう珍しいこと。それでもマイル距離GIをすでに勝っている能力をコンピュータも支持したということかもしれませんね。
あとは調教の具合、枠順、馬場状態など、総合要素を加えての最終決定となりますが、馬券の検討材料のひとつにAI
ジャッジを参考にしてみるのはいかがでしょうか。
(netkeiba編集部)