5月5日(水)ゴールデンウィーク最終日に行われるダート
グレード競走
かしわ記念。
今年も豪華な顔ぶれが揃ったが、本命は
カフェファラオ。
デビューから3戦目無敗で
ユニコーンSを圧勝。
ジャパンダートダービーでは7着に敗れ人気を裏切る結果になってしまったが、続く
シリウスSでは中団で脚を溜めると直線外から差し切って古馬との初対戦をものともせず堂々のV。前走の
フェブラリーSでは好位から抜け出して勝利しダート界の頂点に登りつめた。
2014年以降、前走
フェブラリーS組が最低2頭は3着内に入っていて、15年・20年は1〜3着を独占するなど
フェブラリーS組の活躍が目立つという点からも注目したい。
逆転があるとすれば地元船橋の
カジノフォンテン。昨年6月には
京成盃グランドマイラーズを制し重賞初勝利を挙げると、12月の
勝島王冠で重賞2勝目V。年末の
東京大賞典ではクビ差
オメガパフュームに敗れたものの、年明けの
川崎記念では鮮やかな逃げ切り勝ちで雪辱を果たした。
一線級の中央馬相手に通用することは証明済みだし、前走の
京成盃グランドマイラーズではトップハンデを背負って連覇を達成して態勢は万全。
3番手評価は
インティ。19年には7連勝で
フェブラリーSを制し、続く
かしわ記念でも2着に。その頃と比べると最近の走りは物足りない印象はあるが、昨年の
チャンピオンズカップでは10番人気の低評価を覆して3着となっていて侮れないし、今回は実績のある舞台で好勝負が期待できる。
△は2頭を挙げたい。
まず1頭目は
サンライズノヴァ。昨年のこのレースではスタートで躓きながらも直線では外から脚を伸ばして3着と健闘した。17年
ユニコーンS、18年・20年
武蔵野S、19年
マイルチャンピオンシップ南部杯など左回りのマイルでの勝利が多く、今年も食い込みのチャンスがありそうだ。
もう1頭は
ソリストサンダー。昨年夏に3勝クラスを勝ってOPの仲間入りを果たすと、重賞初挑戦となった
武蔵野Sでは11番人気という低評価を覆して2着と好走し、続く
門司Sでは早め先頭に立つ積極的な競馬でそのまま押し切ってのV。
フェブラリーSでは8着という結果だったが、2度目のGI/JpnIで前走以上も可能。
馬券は
カフェファラオと
カジノフォンテンの2頭軸の3連複で狙う。
(文=「勝馬」記者・豊岡加奈子)
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