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【兵庫CSレース後コメント】リプレーザ幸英明騎手ら

ラジオNIKKEI
  • 2021年05月04日(火) 17時32分
4日、園田競馬場(晴 良)で行われたダートグレード競走、第22回兵庫チャンピオンシップ(JpnII 1870m)はJRAの2番人気リプレーザが差し切り、未勝利戦から3連勝で重賞初制覇を果たした。

JRA勢4頭が先行する中でリプレーザは4番手を追走、勝負どころでやや前と離されたが再び差を詰め、直線は前を行くロードエクレールゴッドセレクションを差し切った。勝ちタイム2分2秒5、騎乗した幸英明騎手は前日のかきつばた記念(名古屋)をラプタスで勝っていて、2日連続のダートグレード競走勝利となった。

2分の1馬身差の2着は1番人気ゴッドセレクション、3馬身2分の1差の3着は4番人気ランスオブアース。4着ロードエクレールJRA勢が上位独占、地元勢はサラコナンの5着が最高だった。

リプレーザは父リオンディーズ母サウスエンピリカル(母の父マンハッタンカフェ)、JRA栗東・大根田裕之厩舎の管理馬。通算成績6戦3勝、重賞は初挑戦で初制覇。

レース後のコメント
1着 リプレーザ(幸英明騎手)
「距離については少し心配していましたが、折り合いに不安のない馬なので何とか(距離は)もってくれないかなと思っていました。できればあの位置(3番手外)までは行っておきたかったですが、レース前はもう少し後ろになるんじゃないかと思っていました。1番人気の馬が前にいたのでマークして、早めにかわしに行けたらという気持ちで乗っていました。内にキツくモタれる癖があって加速できず少し置かれましたが、内ラチに行ったら手応えが戻ってきて良かったです。3コーナーでは少し怪しかったのですが、4コーナーで手応えが戻った時はいけるんじゃないかと思いました。

 芝・ダートどちらでも走れるので、今後が楽しみです。(昨日のかきつばた記念に続く交流重賞制覇は)強い馬ばかりに乗せてもらって有難い限りです。(無観客競馬で)画面越しにたくさん応援していただいて有難いです。これからリプレーザは大きいところを勝ってくれると思います。応援よろしくお願いします」

(大根田裕之調教師)
「ヒヤヒヤしましたが、最後は根性でねじ伏せてくれました。前走はダートの1400メートル戦に出る予定が除外になって、調子が良かったので芝1200メートル戦へ出走させたところ、速い上がりで勝ってくれました。ここも抽選になったんですが出走できました。距離は長くなった方が良いと思っていました。調子が良く、心配するところはなかったです。テンが速くなると思ったんですが、内にいると動けなくなってしまうかもしれないので、なるべく外めに出していつでもスパートできるように、と相談していました。思った位置は取れました。

 3コーナー過ぎで前に置かれ加減になって、追いつかないかと思いましたが、最後は差し切ってくれました。若い時は内にモタれるのがひどくて、右回りばかり使っていました。今日は最後に苦しくなって右にモタれ加減でしたが、良い走りになっていると思います。これからどういうレースを選ぶかじっくり考えます。これからもリプレーザは一生懸命走ってくれると思います。応援よろしくお願いします」

(取材:山本直)

ラジオNIKKEI

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