◎9日(日)東京競馬場で行われる第26回
NHKマイルカップ(GI)に出走を予定している
グレナディアガーズ(牡3歳、栗東・
中内田充正厩舎)について、追い切り後の
中内田充正調教師のコメントは以下の通り。
・(前走の
ファルコンステークスは)タフな馬場状態の中それを気にするように力みながら走っている感じでした。それが響いて最後は差し返されたレースだったと思います。馬自身はその中でも一生懸命走ろうとしていました。レースを一度使われて馬自体は良くなっていました。まだまだではありますが昨年より良化もしています。
・(中間は)前走後は短期放牧でリフレッシュさせました。3週前に栗東トレーニングセンターに戻してここまで順調に来ています。
・(1週前追い切りは)雨が降って馬場状態がタフで、そこでどういう動きをするか見たかったので芝コースに入れて(併せ馬のパートナーを)追走という形でした。道中のリズムも良く最後の切れもあったのでこちらが要求したことはクリアしてくれました。
・(最終追い切りは)先週の時点で身体の動きと息づかいは良かったので今週は整える程度でした。最終確認で川田騎手に跨ってもらいました。いい状態で出走できる動きですから調教過程は順調と言えます。
・この馬はフランケル産駒でテンションの面など難しいところはありますが、いかに自分のリズムで走れるかという点が今回の最大の課題です。
・昨年の暮れは上手にレースをしてGIを勝ってくれました。今回も
チャレンジャーの気持ちを忘れずに一生懸命頑張ってくれると思います。応援して下さい。
(取材:檜川彰人)
ラジオNIKKEI