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【オークスレース後コメント】ユーバーレーベン M.デムーロ騎手ら

ラジオNIKKEI
  • 2021年05月23日(日) 21時41分
東京11Rの第82回優駿牝馬(オークス)(3歳GI・牝馬・芝2400m)は3番人気ユーバーレーベン(M.デムーロ騎手)が勝利した。勝ちタイムは2分24秒5(良)。1馬身差の2着に2番人気アカイトリノムスメ、さらにハナ差の3着に16番人気ハギノピリナが入った。

ユーバーレーベンは美浦・手塚貴久厩舎の3歳牝馬で、父ゴールドシップ母マイネテレジア(母の父ロージズインメイ)。通算成績は7戦2勝。

レース後のコメント
1着 ユーバーレーベン(M.デムーロ騎手)
「感動しています。本当に嬉しいです。この馬は一時期調子が良くなかったのですが、ちょっとずつ良くなっていて、今日パドックで馬を見たらこの馬に乗りたいと思いました。スタートは出たのですが、みんなが出して行っていたので、ごちゃごちゃしないように少し後ろから行きましたが、ちょっと失敗したかもしれないと思いました。ですが向正面でスムーズになって、3、4コーナーでペースが上がった時でもすごく楽に上がって行けて、直線もじりじりと伸びてくれました。前走も直線でじりじりと伸びていましたし、距離は大丈夫、問題ないと信じていました。直線は早めに先頭に立って、物見をするかもしれないので最後まで頑張ってと思っていました。本当に素晴らしい馬です。本当に幸せです」

(手塚貴久調教師)
「前走フローラステークスでは体重が減ってしまったという反省点から、調教はフラットコースでしっかりやりたいということと、それ以外は気持ち軽めの調整に終始して、馬のストレスが溜まらないように注意してきました。追い切りは先週、今週と良い動きで、デビュー以来一番の出来だったと思います。本番も楽しめるかなと思っていました。位置取りは思ったよりも後ろになりましたが、レースが流れてくれて、今になってから、あの位置取りで良かったのかなと思います。4コーナーを回ってきた時も、しっかりとした手応えもありましたし、先頭に立つのが少し早いかと思いましたので、あとはもってくれと思っていました。岡田繁幸さんにも良い報告ができるのが一番かなと思います」

2着 アカイトリノムスメ(C.ルメール騎手)
「良い競馬ができました。オークスで2着ですからね。ペースが遅く、最初はかかりましたが、そのあとはソダシの後ろでスムーズなレースができました。ラスト300mは本当によく伸びてくれました。これからまだまだパワーアップできると思うので、先が楽しみです」

(国枝栄調教師)
ソダシを負かせればと思っていましたが、仕方ないですね。アパパネとよく似ているので段々と良くなっていく馬です。秋にはもっと良くなるでしょう。秋の目標は秋華賞で、その前に一度使うかどうかということになると思います」

3着 ハギノピリナ(藤懸貴志騎手)
「この馬の競馬に徹して、最後の4ハロンに賭けました。これ以上ないぐらいの展開で、夢も見させてもらいました。2着とほとんど差はありませんし、1着馬とも1馬身しか差はありませんでした。この舞台でこれだけやれることがわかりましたので、また大きな舞台で結果を出せるよう頑張ります。良い経験をさせてもらいました」

4着 タガノパッション(梛木孝幸調教助手)
「終いしっかり伸びてくれて、GIでもやれる力を示してくれました。中2週のローテーションは厳しかったですが、よく頑張ってくれました。折り合いも良かったですし、競馬に幅が出ました」

5着 アールドヴィーヴル(松山弘平騎手)
「今日は折り合いに専念しました。良い位置で脚を溜めて、道中はリラックスして運べました。4コーナーを勝ち馬を見ながら回り、よく伸びましたが、最後は甘くなってしまいました。体もこれから成長すると思いますし、秋が楽しみです」

8着 ソダシ(吉田隼人騎手)
「一言で言うと距離なのかもしれません。逃げ馬がいない中、外の馬も絞ってきて、展開も厳しかったです。我慢させることもやってきましたから、やはり距離の壁なのかもしれません。今まで上手くこられて、良い夢も見せてもらいましたから、一から作り直して行こうと思います。白毛馬ということもあり話題性のある馬で、期待に応えられず残念ですが、これからも応援よろしくお願いします」

(須貝尚介調教師)
「スタートは良かったのですが、(内と外)両方からこられて、1、2コーナーでずっと嚙んでいました。落ち着いたのが向正面で、そこまでの力みが最後に来たのかなと思います。今回は競馬がきつかったです。今後は馬の様子を見てオーナーと決めていきます。どこかで挽回したいです」

11着 ファインルージュ(福永祐一騎手)
「陣営が長距離に向けて馬を作ってくれました。レースでも脚を溜めながら進んで行けました。しかし、直線でゴーサインを出したら、思いの外脚が残っていなくて、伸びませんでした。馬のコンディションは良かったですし、良い挑戦もできましたので、秋にもう一度チャレンジしたいです」

13着 ステラリア(川田将雅騎手)
「よく我慢して、良い走りをしてくれました。これからさらに良くなってくると思います」

14着 クールキャット(武豊騎手)
「誰も行かなければハナもありかなと思っていました。良いペースで行けました。4コーナーで後ろを待たずに離して行こうと思ったのですが、そこから伸びてくれませんでした。調教の良さがレースで出ませんでした。残念です」

ラジオNIKKEI

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