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【ダービー予想】エフフォーリアでもサトノレイナスでもない! AIの本命候補は前走掲示板外となった1頭/JRA重賞レース展望

  • 2021年05月25日(火) 19時00分
 春のGIシリーズは、いよいよ今週ダービー(東京・芝2400m)を迎えます。御存知のように、これぞ3歳サラブレッドの頂点を決める大一番のレース。競馬ファンだけでなく、普段競馬を見ない人たちにも参加して欲しいイベント。今週もオリジナルのビッグデータを活用したAI競馬予想から弾き出した、ダービーの激走注目馬を紹介します。

 まず今回の1番人気筆頭は、間違いなく現在無敗の4連勝中となるエフフォーリアでしょう。デビューから芝2000m戦を連勝。続く3戦目に共同通信杯(GIII・東京・芝1800m)を快勝。そして前走の皐月賞で2番人気ながら、2着に3馬身差をつけて勝利を飾った世代ナンバー1ホースです。ルメール騎手も「今年のダービー馬」と早くから評価していただけに、昨年のコントレイル同様、無敗のダービー馬誕生も期待されます。

 ここにストップをかけてきた1頭が、そのルメール騎手が手綱を握る牝馬のサトノレイナス。この馬もデビューから2連勝。続く阪神JF(阪神・芝1600m)と桜花賞(阪神・芝1600m)では、白毛ソダシの後塵を仰ぐ2連続2着となったものの、桜花賞のゴール前ではものすごい末脚を見せてくれました。オークスではなく、あえてダービーを選んできたのは陣営の自信の証。14年前に桜花賞2着からダービーへ参戦して1着になったウオッカの再来となるかもしれません。

 もちろん注目馬はほかにも多数。皐月賞では8番人気から2着したタイトルホルダーに同3着ステラヴェローチェ、前走の毎日杯(GIII・阪神・芝1800m)でJRAレコードタイVのシャフリヤール、前走の京都新聞杯(GII・中京芝2200m)1着のレッドジェネシスなどもいます。残念ながらダノンザキッドは回避となってしまいましたが、世代のトップホースたちが頂を目指すハイレベルな戦いになります。

 そんな馬たちのなかから狙うべき1頭を、オリジナルAIが膨大なデータから弾き出しました。枠順や当日の馬場状態予測を反映されていない月曜日時点でのものとなりますが、人の気持ちが入らない分「まさか」と思えるような◎穴馬が指名されることもあります。
 
【指名はディープ産駒 ダービーでAI予想の激走注目馬】

 今回のAI予想が導き出した本命候補は、ディープモンスターでした。同馬はここまで5戦3勝2着1回。2走前すみれS(阪神・芝2200m)ではレース直前に落鉄というアクシデントあり、スタートで外に膨れる幼さありでも、2着に2馬身半の差をつけての圧勝でまさにモンスター級の強さを見せつけました。

 前走の皐月賞では10番人気7着に沈んでいますが、4角14番手から大外を回さなければいけない展開で、上位馬は内を通ったか先行した馬だった中で、2着にコンマ3秒差。陣営も「あくまで見据える先はダービー。いわば皐月賞はダービーへ向けての試金石」とコメントしているだけに、着順度外視で評価できる内容といえます。

 連勝時の鞍上、武豊騎手に戻る今回。ダービー6勝目を目指す武豊騎手が、パートナーを優先出走権を持つヨーホーレイクではなくこちらに跨るという事実にくわえ、父ディープインパクトで東京の長い直線は間違いなく合うはず。そして管理するのは父を管理した池江泰郎元調教師の子息、池江泰寿調教師。ドラマ性のある結果を期待してしまいます。
 
 あとは調教の時計、枠順、馬場状態など、総合要素を加えての最終決定となりますが、馬券の検討材料のひとつにAIジャッジを参考にしてみるのはいかがでしょうか。

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