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【安田記念予想】女王グランアレグリアを逆転できるのは? AIが指名した波乱の主役とは/JRA重賞レース展望

  • 2021年05月31日(月) 20時30分
 ダービーが終わり、今週からは早くも2歳馬の新馬戦がスタート。競馬はまた新しいサイクルに入ると同時に、夏競馬も間近という雰囲気も出てきます。それでもGI戦はまだまだクライマックス継続中。今週は、古馬たちによるマイルの頂上決定戦・安田記念(東京芝1600m)が開催されます。今週もオリジナルのビッグデータを活用したAI競馬予想から弾き出した、安田記念の激走注目馬を紹介します。

 まずは先日のヴィクトリアマイル(東京芝1600m)を圧倒的なスピードで勝ちきったグランアレグリア。鞍上は引き続きルメール騎手の予定です。同馬は昨年の安田記念勝ち馬。能力、適性ともに文句なし。死角があるとすれば前走からの疲れがあるかどうかだけかも…。人気は同馬の一本被りになりそうです。

 一方、大阪杯で5着に敗れたもののグランアレグリアとも差がなかったのはサリオス。昨年安田記念3着だったインディチャンプ、さらには先日のNHKマイルC1着馬シュネルマイスター。ほかにもケイデンスコールラウダシオンなどの重賞勝ち馬など戴冠を狙う好メンバーが揃いました。

 そんな馬たちのなかから狙うべき1頭を、オリジナルAIが膨大なデータから弾き出しました。枠順や当日の馬場状態予測を反映されていない月曜日時点でのものとなりますが、人の気持ちが入らない分「まさか」と思えるような◎穴馬が指名されることもあります。

【AI指名は人気の盲点になる狙い馬】

 今回、netkeibaAIが導き出した本命候補は、インディチャンプ(牡6、栗東・音無秀孝厩舎)でした。昨年の春秋マイル王がグランアレグリアならば、2年前の同2冠はこの馬です。そして、先ほども述べたように昨年グランアレグリアが勝った安田記念でも3着は堅持。そのときの2着はアーモンドアイです。直線でのキレ負けは、牡馬と牝馬の負担重量の差が効いたというだけでした。

 もちろんマイル戦での安定感は抜群。続く秋のマイルチャンピオンシップ(GI阪神芝1600m)でもグランアレグリアに次ぐ2着と健闘。その後は阪神カップ(GII阪神芝1400m)で3着でした。ちなみにこの3戦で先着されていたのはすべて牝馬。牡馬には先着を許していないという強さはあるわけです。

 年明け阪急杯(GIII芝1400m)では4着。初の1200m戦への挑戦となった前走高松宮記念でも、重馬場の中3着に健闘しました。とはいえ今回は再び得意のマイル戦。鞍上は先週シャフリヤールをダービー馬に導いた福永祐一騎手が引き続き手綱を握るので不安は少ないでしょう。

 現在2番人気予想となっていますが、オッズの妙味はかなりありそう。グランアレグリア中心でいくとしても、相手筆頭として押さえておかなければいけない1頭だといえます。
 
 あとは調教の時計、枠順、馬場状態など、総合要素を加えての最終決定となりますが、馬券の検討材料のひとつにAIジャッジを参考にしてみるのはいかがでしょうか。

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