土曜東京メインの
アハルテケSで、知る人ぞ知る記録が継続中だ。
戸崎圭太騎手(40)=美浦・田島=が3連勝しているが、実は13年から1・2・1・1・2・1・1・1着と何と8年連続で連対中なのだ。「相性がいいっていうのは知ってました。秘訣?まあ…何となく…たまたまですかねぇ」と明確な答えは返ってこなかったが、「東京は比較的乗りやすいですからね」とうなずいた。
2021年のパートナーは
フォーテ(牡4歳)。
シャフリヤールで先週のダービーを制した藤原英厩舎の所属馬だ。19年7月のデビュー戦(5着)、20年12月のカペラS(15着)に続き3度目の騎乗。「走りそうな馬だと思っていたけど、ここまでスムーズに出世してくるとは思わなかった。さすが藤原英厩舎ですね」と信頼感は絶大だ。
アハルテケとは中央アジア・トルクメニスタン原産馬で、“黄金の馬”の愛称を持つ。「この馬の良さを生かすことができれば。今年もいい結果を出せればいいですね」。初夏の風を全身に浴びながら、パートナーを“黄金の馬”へと導く。(デイリースポーツ・村上英明)
提供:デイリースポーツ