「新馬戦」(5日、中京)
今週からいよいよ新馬戦がスタートする。土曜中京5Rで一番星を狙うのは
ナインティゴット(牡)だ。父は新種牡馬
シルバーステート。ケイコを積むごとに素軽さを増しており、大舞台に向けて期待が高まる。
土曜中京5R(芝1600メートル)の
ナインティゴット(牡、父
シルバーステート、栗東・武英)が、調教で切れのある動きを見せている。5月29日の栗東坂路で4F54秒6-39秒0-11秒7を計時。直前も坂路で4F55秒7-39秒2-11秒9と、ラスト1F11秒台を連発。優れた瞬発力の持ち主だ。
父
シルバーステートは2021年の新種牡馬。現役時代はケガに泣き、重賞タイトルには手が届かなかったものの、通算5戦4勝の好成績を収めてスタッドイン。生産界期待の
ディープインパクト系サイアーに、武英師は「身のこなしが他とは違った。走ると思って産駒を集めました」と2世の活躍を確信する。
推定470キロ。入厩当初は「500キロぐらいあってモサモサしていた」が、絞れるごとに素軽さがアップ。「追ってからの反応がいいし、性格も真面目。先週乗ったユタカさんにもいいコメントをもらいました。楽しみです」とトレーナーの期待は大きい。頼りになる名手とのコンビで、クラシックへの第一歩を踏み出す。
提供:デイリースポーツ