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エプソムC・G3」(13日、東京)
谷川岳Sを完勝した
シュリが、ここも勝って秋への飛躍につなげる。池江師は「賞金を積み重ねたい。だいぶ折り合いもつくようになってきたし、距離も千八までなら大丈夫だと思います。前走は逃げたけど、好位からでも大丈夫」と期待を込めた。
デビューが3歳の1月で、2戦目は6月末。クラシックとは無縁だった5歳馬が、ここまで着実に力をつけてきた。1週前は栗東坂路で4F51秒5-37秒9-12秒0。勾配が急になるしまいに気合をつけて、しっかりラップを詰めた。「調子は良さそうです。(2走前の)
京都金杯(5着)は馬場が合わなかった。前走も馬場は荒れてたけど、ジョッキーがうまく馬場のいいところを選んで乗ってくれて、力は発揮してくれました」と指揮官。梅雨時の馬場状態は課題だが、押し切れるだけの態勢は整いつつある。
キャリア10戦全てで1番人気に支持されてきたが、強敵がそろう今回はどうなるか。ともかく軌道に乗った今なら、ここであっさり重賞初Vを決めても驚けない。強い勝ちっぷりを初夏の府中に刻み、秋の主役へ躍り出るつもりだ。
提供:デイリースポーツ