現地時間15日、イギリスのアスコット競馬場でG1・クイーンアンステークス(4歳上・芝直線1600m・11頭立て)が行われた。
大外枠から道中は好位の外を追走した単勝1倍台前半の1番人気パレスピア(
Palace Pier、牡4、L.デットーリ騎手)がラスト200m付近で抜け出し、中団からその後を追って脚を伸ばした3番人気ロペワイフェルナンデス(牡4、S.ヘファナン騎手)に1.1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分39秒18(良)。
ロペワイフェルナンデスから1馬身差の3着には5番人気
サーバスカー(セ5、
O.マーフィー騎手)が入った。2番人気オーダーオブオーストラリア(牡4、R.ムーア騎手)は8着だった。
パレスピアは父
Kingman、
母Beach Frolic、母の父Nayefという血統。英国のJ&T.ゴスデン厩舎の管理馬。
通算成績は9戦8勝で、唯一の敗戦は昨年のクイーンエリザベス2世S(英G1・3着)。今年はbet365マイル(英G2)、ロッキンジS(英G1)、そして今回と3連勝中。今年の『ロンジンワールドベストレースホースランキング』では6月6日時点で首位に立っている。