現地時間16日、イギリスのアスコット競馬場でG1・
プリンスオブウェールズS(4歳上・芝1990m・6頭立て)が行われた。
少頭数で積極的にハナを切る馬はおらず、1番人気ラブ(Love、牝4、R.ムーア騎手)が押し出されるように先頭へ。直線で外から進出した5番人気アウダーリャ(牝5、W.ビュイック騎手)に一旦は並びかけられるもこれを差し返し、3/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分6秒86(良)。
2番人気アーモリー(牡4、S.ヘファナン騎手)はさらに3/4馬身差の3着。前年覇者で前走は
ドバイターフ(UAEG1)を制したロードノース(セ5)は、速い馬場状態を嫌い出走を取り消した。
ラブは
父Galileo、
母Pikaboo、母の
父Pivotalという血統。アイルランドのA.オブライエン厩舎の管理馬。
昨年は1000ギニー、
オークス、ヨークシャー
オークス(いずれも英G1)を制し今回は10ヶ月ぶりの復帰戦、そして牡馬との初対決だったが、見事に勝ち切ってのG1・4連勝を収めた。通算成績は11戦7勝(うち重賞6勝)。